セラピアン、ミラノにて2024年秋冬コレクションを発表!銀座に初の旗艦店オープン予定
2月21日、ミラノファッションウィークにて、セラピアンが2024年秋冬コレクションを発表した。
2024年に日本の中心地である銀座に初の旗艦店オープンを予定しているセラピアン。イタリアの別荘をイメージしたこの店舗には、ミラノの職人による壁のペイントやモザイク画、陶磁器があしらわれる予定で、コンテンポラリーとクラシックな装飾が融合し、歴史とともにモダンさを常に受け入れてきたミラノらしい組み合わせが表現されるという。
そして、21日にメゾンの本社兼アトリエであるヴィラ・モーツァルトにて発表された2024年秋冬コレクションでは、このオープンに先駆けて、ミラノと日本の強い繋がりを讃えた。
会場となったヴィラ・モーツァルトは、プラントアーティストの川本諭氏の手によって生まれ変わり、イタリアと日本の草花を使った花と葉のインスタレーションを制作。見事なシークレットガーデンが館内に誕生した。
今回のコレクションでは、1555年に京都で創業した日本最古の着物ブランド「千總」とのコラボレーションを発表。イタリアと日本の植物のマリアージュから生まれた幻想的な花「Oneiric Flowers」をモチーフにした、3つの架空の花を特別にデザインしたイテムは、銀座旗艦店にて先行発売予定だ。
さらに、創業者の息子の妻の名にちなんで名付けられた今季のメインアイテムであるアニ・バッグ(ANÌ BAG)が新作コレクションに登場。様々な素材を組み合わせたモザイコを発表するなど、革新的なデザインも登場する。
手仕事とデザインのマリアージュである 2024年秋冬コレクションのアイテムは、ブランド名やロゴに頼らない、セラピアンの洗練されたセンスの静かな表明であり、シンプルに “If you know, you know”を表現している。