2021.08.05

【EDITOR’S  PICK】エイジレスなファッション、理想は「記憶に残る人」。

 

『GLITTER』誌面ではエディターがいま注目しているものやファッション、ライフスタイルのこだわりなど、気になるモノコトヒトをジャンルレスで取り上げる「Editor’s Pick」を連載中。

今回クローズアップするのは、ファッションエディターとして約30年のキャリアがあり、自身のジュエリーブランドも展開し、まさにルックスもファッションもマインドもエイジレスなウツノアイ。誌面では、”色遊び”と”意思のあるジュエリーの重ね方”という2つの視点でエイジレスなファッション感覚について語りました。

GLITTER_ONLINE版後半では、エイジレスを体現するウツノアイにGLITTER編集長・長谷川がインタビュー!

 

 

 

ウツノアイ fashion editor & designer

ファッション誌の特派記者として活動後、フリーランスエディター、ときにはスタイリストとして、あらゆる広告・メディアに参加。2013年ファッションにおいてジュエリーの重要性を提案すべく2013年に自身のジュエリーブランド「carat_a」を立ち上げパリで展示会を開催。小誌ではファッションを担当。49歳の目標は「美艶美肌」の習得(笑)。

 

 

EDITOR’S  PICK    Thema FASHION 

 

 

エイジレスなファッション感覚、それは色と共存し謳歌すること

この企画のテーマを決める際に長谷川編集長から「アイさん自体がファッションも含めエイジレスです!」と言われ。エイジレスって?年齢って?と自問自答した結果が「楽しげな色と共存すること」。
 
個人的に歳を重ねることがをいとおしくも楽しくもありファッションも謳歌しているつもり。
例えば日常で全身「黒」を着ない。「黒」でなきゃ!な場面は年齢を重ねるほど機会が増える。ならば大切な日は黒に任せ、普段使いには全方位を幸せにするやさしい色、美しい色、いわゆるハッピーカラーを着てみる。初心者ならボトムスから始め、慣れたら色×色の化学反応を試して。色のもつ効果は絶大。きっと少し違う自分に自信が満ちてくる。そう!世界にはきれいで楽しげな色や柄があふれているのです。
ワードローブを総とっかえの必要もない。なければシンプルなアイテムから新調すればいい。「絶対、着ない!似合わない!」それは自分がかわいそう。固定観概念を打ち破ることは、決して常識を無視することではないのだから。
 
 

my style1

1.ヴェトモンのデニムシャツを無造作に。感覚でたくしあげたり、裾を結んだり。小物合わせはヴァガスのリングが主役!

 

2.グリーンは1色よりグラデトーンで。羽織りにしたニナリッチのシャツの裾はクルッと結んで。ザラのボトムスとも好相性。ヴァガスのシングルピアスをサラッと。

 
 

2.の手元。足元にはボッテガヴェネタのブラウントング。茶系は色物スタイルの締め技に優秀です。

 

3.ドリスヴァンノッテンのカラフルチェックが主役の日。聡明なパープルにヴァレクストラのミニバッグ。足元はエルメスのキャメルローファーで整えてみる。

 

 

理想は「記憶に残る人」。

ジュエリーにはそんな存在感を発揮するエナジーを備えている気がします。
 
人は、歳月を重ねるほどに経験と実績が備わり人脈も蓄積される。
それは研磨により眠っていた輝きを放つ「ダイヤモンドのカラット数」と似たようなシンパシー。
 
40代からはリング遊びを楽しめるようになりました。パリでブランドを始めた当初、リングは3つしかなかったのに(笑)。
リングをする指には、それぞれが意味を持ち、その指に導かれる。どの指にリングをするかで手元の印象=イメージも左右される。生真面目さや常識をはときには度外視してゴールド&シルバーをMIXしてみる。その意外性による組み合わせの新鮮さに自分らしさを反映させる。
“意思のある重ね方”それこそがエイジレスな手元だと信じている。そして「横顔が印象的な人」として、ピアスを楽しむことも忘れない。だって横顔を劇的にドラマティックにもりたててくれるんですもの--。
 
 

my style2

4.ユニクロTシャツにホラーヴァキュイのスカート。足元はディオールのレースアップ。耳元はヴァガスのピアス。バッグはロエベ。

 
 

5.「carat a」インスタグラムでの「ジュエリー交友録」取材時の山田優さん。プライベートでのファッションやジュエリーの重ねづけもお手本に。今回の小誌企画内でもその優美なるポージングを披露。まさにエイジレスビューティーを体現の方♡

 
 

6.新作ピアスやイヤーカフ。

 

7.お守りジュエリーのブレスレットは24時間一緒。リングは右手にたっぷり!左手はVUGASを1つ。

 

 

ファインジュエリー carata@carat_a

「So!!!! Feminine!! Sensitive!!」と現地メディアの方々にも称賛されパリのお披露目会から始めた「カラットアー」。繊細で華奢なシルエットのジュエリーはその後、ISETAN SALONE TOKYOでのPOPUPにて話題となる。デザインのユニークさと可憐さを天然ダイヤモンド、アコヤパール、18金、プラチナで彩った通称「お守りジュエリー」。2019年、日本での店舗販売も開始。
 
 

ファッションジュエリー VUGAS @vugas_official

スターリングシルバーと18金の融合性が特徴的な「ヴァガス」。イタリア・フィレンツェで開催されるファッションの祭典「PITTI UOMO」にて2019年デビュー。メイドインジャパンの職人技とオリジナリティ溢れるデザイン。ジェンダーレスな感覚で男女問わず装着できるとあってり、ファッショニスタから支持。先日行われたPress展でも今後の展開が楽しみと称されたばかり。

 

 

 

EDITOR’S TALK

 
長谷川:今回、アイさんには『GLITTER』のコンセプトのひとつである「エイジレス」についての記事をお願いしましたが、ぜひ、手がけているジュエリーブランド・carat aのことを語って頂きたかったんですよ。というのも、私はアイさんのエイジレスな存在感はジュエリー使いに重要な秘訣があると思っていて。意志のある重ね方、という言葉がまさにキーワードだと感じました。carat aはまさにレイヤードを堪能できるブランドだからこそ、アレンジ次第で何歳になっても自分らしさを輝かせることができるのではないでしょうか?

 

ウツノ:確かに、私はその時々の気分や心の状態に合わせてジュエリーをレイヤードすることが多いですね。必然的に、世の中の状況や自分の年齢ともリンクして、何かバランスを取っているところがあるのかも…….。なかでも、ブレスレットだけは24時間肌身離さず着けているのですが、それは自分にとってお守りであると同時に女性であることを思い出させてくれるから。シャラシャラと肌の上で揺れる存在感が”女性性”を実感させてくれるのですが、歳を重ねるほど、欲しい女性像を叶えるためにジュエリーの力を借りているかもしれません。

 

長谷川:とても共感できますね。私はリングが好きで、メイクをせずにすっぴんでもリングだけはしているほど(笑)。着け忘れた日はソワソワしてしまいます。手元って頻繁に自分の視界に入るものですよね。PCを打ちながらも目に入りますし。だからこそ、リングで煌く手元を演出することは、自分を慈しむことにもつながっている気がします。特に最近はコロナ禍でリモートが増え、画面越しに自分の姿を見る機会が増えましたよね。ジュエリーは、こんな今の時代だからこそ、自分の自信を高めるための欠かせない要素だと実感しています。

 

アイ:コロナ禍での変化もありますね。私はこの1年で、ネイルやまつエクなど盛っていたものを徐々にマイナスしていて、色はクリアにしたり本数を減らしたりしています。でもそんななか、ジュエリーはますます欠かせないものに。私にとってジュエリーは、削ぎ落とした後に残るもの。それだけ自分自身に近い存在なんでしょうね。

 

長谷川:”記憶に残る人”とは、ジュエリーを肌の一部のように自分自身に引き寄せられている人なのかもしれませんね。ジュエリーのパワーについては、carat aの公式インスタグラム(@carat_a)でも対談しています。併せて『GLITTER』の制作秘話もお話しておりますので、ぜひそちらもご覧くださいね!

 

 

Words (Editor’s talk) Haruko Murakami

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