10代、20代から絶大な支持を得る、シンガーソングライター・舟津真翔が恋愛ソングを歌う理由
TikTok総再生数が10億回を突破した『一目惚れ』をはじめ、数々の楽曲が10代、20代を中心に多くの支持を受けている舟津真翔さんがGLITTERに初登場! 甘い歌声と一度聞いたら忘れないキャッチーなメロディーで、若者の心を掴む楽曲を作り続ける彼の、歌に対する想いや恋愛観について語ってもらいました。
■ご飯を食べるときさえも、夢中でギターを弾いていた学生時代
Q音楽を始めたきっかけについて教えてください
「3歳の頃、ゆずさんの『栄光の架橋』が大好きだったので、アンパンマンのギターで真似をして、遊びながら弾き始めました。その後、しばらくサッカーに集中している時期があったのですが、中学生になるとまたギターに興味が沸いて、好きなメロディーを書き留めたり、歌詞を書いたりしていました。その頃に作った曲は今でもよく覚えています」
Q15歳で単身上京をして、印象に残っていることはありますか?
「高校生になるタイミングで上京しようと決めたのですが、最初はワクワクして用もないのに渋谷や新宿へ行っていました(笑)。 僕は尾崎豊さんがとても好きで、1984年に尾崎さんがデビューライブを行った“新宿RUIDO”というライブハウスをよく見に行っていましたね。僕も高校卒業のワンマンライブをそこでやりたいなと思っていたので、実際に尾崎さんのデビューライブと同じ3月15日に、“新宿RUIDO”でライブを開催できたことが、すごく嬉しかったです!」
Q音楽をやっていて、苦しかったことはありますか?
「路上ライブをやっていたときに、なかなか人が止まってくれず、『どうしたら聴いてもらえるんだろう?』と、とても悩みました。通行人の方から見えるように“15歳単身上京”と大きく紙に書いたら、高校生が足を止めてくれるようになったので、若い世代に共感してもらえそうな曲を中心に歌っていたところ、少しずつ色々な方に聴いていただけるようになりました」
Qロールモデルや目標としている人はいますか?
「Mr.Childrenさんがとても好きで、リスペクトしています。楽曲、歌詞、ライブなど、すべてが好きです! 歌詞に衝撃を受けた曲は『終わりなき旅』で、今でも苦しいときや頑張りたい場面でパワーをもらっています」
Q楽曲を制作するにあたり、インスピレーションを受けているものはありますか?
「やっぱり他のアーティストさんの曲を聴いたり、ライブに行ったりすると刺激を受けて、僕の中で浮かんでくるものがありますね。TikTokで流行っている曲や音などのトレンドを自分の楽曲に落とし込むためにも、寝ているときと趣味のサウナに入っているとき以外は、これでもかってくらい幅広いジャンルの曲を聴いています」
■恋愛ソングというジャンルで、“舟津真翔”のイメージを確立したい
Q恋愛ソングを多く制作しようと思ったのはなぜですか?
「応援歌や季節の楽曲もあるのですが、僕が作りたいと思う曲や浮かぶ歌詞は、自然と恋愛に関するものが多いんです。例えば“舟津真翔=恋愛ソング”のように、なにか自分らしいイメージを確立したかった、という気持ちもあります」
Q歌詞にリアルな恋心が表現されていますが、ご自身の体験を歌詞にしているのですか?
「友達の恋のエピソードや、恋愛ドラマからインスピレーションを受けることもあるのですが、半分は実体験です。僕はかなり恋愛体質な方だと思うので(笑)」
Q舟津真翔さんにとってズバリ“恋愛”とは?
「“新しい自分に出会わせてくれるもの”だと思います。相手を喜ばせようと、今まで絶対にやらなかったようなことができてしまったり、相手の好きなものを自分も好きになったり……。それから、純粋に“心の支え“にもなりますよね。『この人のためなら頑張れる』っていう、自分をポジティブにしてくれる存在ですね」
Q恋愛に悩む読者を勇気づけるメッセージをお願いします!
「行動することがとても大事なので、好きなら好きっていう気持ちを伝えればいいし、会いたいなら会いに行けばいいと思います。『この人しかいない』って思ってしまいがちだけど、世の中にはたくさん素敵な人がいるので、僕の歌を聞いて前を向いてほしいです!(笑)」
■ノリの良いラブソングを作ってみたかった
Q最新曲の『プレイリスト』に込めた思いを教えてください
「恋愛に関する楽曲をたくさん制作してきたのですが、ラフな雰囲気でリズムにのれるものが少ないなと思っていたので、ドライブデートで楽しく聴いていただけるような曲をイメージして作りました。ジャケットに車が描かれているのも、こだわりのひとつです」
Q“輝き続けること”がコンセプトにあるGLITTERにちなんで、輝き続けるために日々やっているルーティンやマイルールはありますか?
「外見を整えるという意味もありますが、単純に趣味なのでサウナに行くことが習慣になっています。仕事を終わらせて夜中にサウナに入ってから、帰って寝ることが多いです。特に撮影の前日は、必ず行くようにしています。メンタル面では、なるべく人に会うことですね。楽曲制作や配信をしていると孤独になりがちで、物事を繊細に考えすぎてしまうので、そんなときは仲の良い友達を家に呼んで、一緒にコーヒーを飲みながら話を聞いてもらっています」
■ステージは自分の人生の中で一番キラキラした場所
Q今後の展望や目標、やってみたいことなどを教えてください
「3月16日にspotify O-EASTでワンマンライブをやるので、まずはそれを成功させたいです。そして将来は、憧れのMr.Childrenさんやゆずさんのように、僕自身も東京ドームを埋められるようなアーティストになりたいです!」
Q最後にGLITTER読者へのメッセージをお願いします!
「いつも応援していただき、ありがとうございます! これからもみなさんの気持ちに寄り添える曲を作り続けていきたいので、たくさん聴いていただけたら嬉しいです! ぜひライブにも足を運んでくださいね。一緒に色々な景色を見ていきましょう!」
PROFILE
舟津真翔
2001年7月9日生まれ、島根県松江市出身のシンガーソングライター。2024年5月15日にリリースされた『一目惚れ』はTikTok総再生数10億回を突破。本人の弾き語り動画や振り付け動画などが拡散され、各チャートにもチャートインし、バイラルヒット中。「TikTokトレンド大賞2024」のミュージック部門を受賞し、活躍の場を広げている。