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2021.11.01

【2021年最新】マット肌の作り方をプロが伝授!おすすめアイテムとテクニックも

サラサラとした質感で上品なイメージに仕上がるマット肌。最新のマット肌は、マスクにつきにくく崩れにくい、カバー力と保湿力を兼ね備えた透明感あふれる肌! 今回はそんなマット肌の作り方を、メイクアップアーティストMicoさんが伝授。ステージメイクを手がけることが多いMicoさんのマット肌メイクは「崩れないから化粧直しの手間が省ける!」と定評がある。Micoさん流マット肌の作り方を参考にして、自然なツヤと立体感を残しつつサラサラとした上質なマット肌をゲットしよう。

メイクアップアーティスト Mico

国内のみならず、海外からも注目されるメイクアップアーティスト。これまでメイクを手がけたのは12,000人以上。NYX PROFESSIONAL MAKEUP社員のトレーニングや、コンテストのステージメイクなど、幅広く活動している。NY Make-up ACADEMY在学中には、フォトコンテストで「ロレアル賞」を受賞。卒業後はラグジュアリーブランドに入社し、都内百貨店にて8,000人以上のお客様にメイクアップのアドバイスを行った経験がある。(Instagram

【目次】

  1. 2021年最新のマット肌とは?
  2. Micoさんが作るマット肌の魅力って?
  3. マット肌の作り方をプロのMicoさんがガイド
    【作り方1】スキンケアで肌を整える
    【作り方2】指全体を使って下地を塗る
    【作り方3】ファンデーションを塗る
    【作り方4】コントア&ハイライトで立体感を出す
    【作り方5】チークを入れる
    【作り方6】パウダーでマット肌を仕上げる
  4. マット肌の化粧直し方法
  5. Micoさんおすすめ&マット肌の作り方で使ったアイテム

2021年最新のマット肌とは?

マット肌といっても、昔ながらのカバー力高めで厚塗り感のある肌は、今年らしいマット肌ではない。今っぽいマット肌とは、マスクにつきにくく、カバー力と保湿力を兼ね備えた透明感のある美しい肌のこと。必要なツヤ感は残しながら、触るとサラサラしたマット仕上がりが、美しいマット肌の基本。

Micoさんが作るマット肌の魅力って?

みずみずしく仕上がりヘルシーな印象を与えるツヤ肌に比べて、マット肌はサラサラとした質感で上品なイメージを仕込むことができる。だけど正しい作り方で作らないと、時間が経つと乾燥したりツッパリが気になったりする可能性大。今回マット肌の作り方を伝授してくれる、メイクアップアーティストMicoさんが作るマット肌は、うれしい魅力がたくさん! ここでは魅力を3つに分けてご紹介。

マスクにつきにくく崩れにくい

肌の表面がサラサラと仕上がるマット肌は、マスクに色移りしにくく長時間崩れにくいのが魅力。表面がベタつかないので、マフラーをつけたりタートルネックを着たりする冬の季節にもぴったり。「普段、担当することが多いステージメイクでは、崩れにくさがいちばん大事。なので崩れにくく、長時間きれいな状態をキープできるマット肌を作ることを意識しています。『Micoさんのメイクは崩れないので、舞台に化粧直しコスメは持っていかなくて大丈夫です』と言ってくださるお客様も多いです」とMicoさん。

保湿された肌を長時間キープ

きれいなマット肌に仕上がっても、肌のツッパリや乾燥が気になるのは理想のマット肌ではない。Micoさんがガイドする作り方では、肌はしっとり保湿しながら表面はサラッと仕上がるので、乾燥やツッパリ感が気になりにくいマット肌を作ることが可能! 時間が経っても自然なツヤのある、上品なマット肌をキープできる。

優れたカバー力で、透明感あふれる肌に

「ファンデーションをつける段階でほとんどの肌悩みはカバーできるので、コンシーラーは使わないことが多いです」とMicoさん。マット肌は、肌悩みをカバーしたい人にもおすすめ! そして肌の保湿感と表面のサラサラ感を兼ね備えたマット肌なので、厚塗り感がない透明感あふれる肌に仕上がる。

マット肌の作り方をプロのMicoさんがガイド

ここではメイクアップアーティストのMicoさんが、マット肌の作り方をレクチャー。「崩れにくい・マスクにつきにくい・高カバー・保湿感あり」という魅力のある、今の時代にぴったりのマット肌をゲットして!

【作り方1】スキンケアで肌を整える

きれいなマット肌を作るためには、スキンケア時点で肌をしっかり整えておくことがポイント。肌の油分と水分のバランスを整えて、保湿された土台を作る。Micoさん流のスキンケアは、基本的に「肌ラボ」の“極潤ヒアルロン液 ライトタイプ”で肌にうるおいを与えたあとに、「アンブリオリス」の“モイスチャークリーム”で肌にフタをする2ステップ。「どんな肌にも合わせやすいように、この2つを愛用しています。スキンケアにおいて、『必ずこれを使った方がいい』ということはないので、ご自身の肌に合うスキンケアを使っていただいて大丈夫です」とMicoさん。

オイルを使う場合は、量が多すぎるとマット肌を作ったときにヨレやすくなるので注意。とはいえ、使うスキンケアは肌タイプや肌の状態によって異なるので、自分にあったスキンケア商品を適切な量だけ使うのがベター。

■きれいなマット肌を作るコツ

「ファンデーションのノリをよくするには、日頃の肌ケアが大事です。古い角質を取り除いていないと、肌がゴワついてしまいます。特に寒い季節は代謝が悪くなり、余分な角質が肌に残りがち。スクラブやピーリングなどで、肌の汚れや古い角質を取り除くようにしましょう。あと顔の産毛を軽く剃っておくと、ファンデーションのノリが良くなります」(Micoさん)

【作り方2】指全体を使って下地を塗る

次は下地を塗っていく。下地の量は顔の大きさにもよるけれど、基本的に目安としてパール1粒大ほど。下地を手の甲に出したら指全体につけて、そのまま顔にオン。顔に指全体をつけて、ソフトな圧をかけながらグーっと伸ばすのがポイント。指先全体を使い、ほどよい圧をかけながら伸ばすことで、指の温度により肌へのなじみがよくなる。1パーツあたり2往復くらいで仕上げるように心がけて。

指先だけで下地を取り、ちょこちょこと肌に伸ばすのは避けた方がベター。冷たい指先で何度もつけると肌へのなじみが期待できないことに加えて、肌の負担になる可能性がある。下地を全体に伸ばしたあとに、量が足りなければ少しずつ付け加えるようにしよう。

【作り方3】ファンデーションを塗る

マット肌の作り方で大事なのは、ファンデーションの選び方。きれいなマット肌を作るためには、リキッドファンデーションの中から、マット寄りの質感でありながら保湿力の高いファンデーションをチョイス! 量はパール2分の1ほど(下地の半分)。塗り方は下地と同じく、指全体を使い、圧をかけながら顔に広げていく。ファンデーションを塗り終わったあとに、もっとカバーしたいところには重ねづけを。ファンデーションが均等についていなかったり、なじみが悪かったりする場所は、スポンジを使って整えよう。

■きれいなマット肌を作るコツ

「ファンデーションはリキッドタイプがおすすめです。保湿力の高いリキッドタイプを使うことで、若々しくヘルシーで透明感のあるマット肌に仕上げることができます」(Micoさん)

【作り方4】コントア&ハイライトで立体感を出す

■ピンク・・・ハイライトを入れる位置/■ホワイト・・・コントアを入れる位置

ワンランク上のマット肌を作るキーポイントは、コントア(輪郭)とハイライトを正しい位置に入れること。このステップを加えることで、立体感のある引き締まったマット肌に仕上がる。コントアは肌色にあったブラウン系のカラーを、頬ぼねや顎のライン、鼻筋にオン。ハイライトは目の下や鼻筋などに入れることで、上品にツヤめく立体的なマット肌に。

※コントアやハイライトの詳しい入れ方については、Micoさんのメイクレッスンにてチェック。

【作り方5】チークを入れる

チークは練りチークやウォータータイプのチークを、パウダーを使う前に入れるとGOOD。小鼻より高い位置、黒目の外側あたりにつけるのがポイント。顔に直接つける前に必ず手につけて、どのくらいの量でどんな色のつき方をするのか確認すると、つけすぎを防げる。

【作り方6】パウダーでマット肌を仕上げる

最後にパウダーを叩いて仕上げる。写真にある蓋の上に出しているパウダーは1回分の使用量。パフにパウダーをしっかり染み込ませて、顔全体に叩き込む。粉っぽくなってもパフでやさしく叩き続ければなじんでくるので、思い切って全体にボンボンと叩き込んでOK!

■きれいなマット肌を作るコツ

「こんなにパウダーを使うの!? と量にびっくりするかもしれませんが、1回につき写真にある量を使います。粉は叩き続けるとなじむので、怖がらずにつけてみてください。顔につける前にパウダーをパフによくなじませることで、一気につきすぎることは防げます」(Micoさん)

マット肌の化粧直し方法

「化粧が崩れないことが多いので、基本的に化粧直しはしません。もし化粧崩れが気になってどうしても化粧を直したい場合は、メイクの上からパフを使ってパウダーをのせるだけでOK。あまりにも肌がギトギトになってしまっているなら、パウダーをつける前にティッシュでオフしてあげると良いです」とMicoさん。マット肌を作った日は、パフとパウダーだけ持っておくと外出時の化粧直しもばっちり。

Micoさんおすすめ&マット肌の作り方で使ったアイテム

理想のマット肌を作りたいなら、アイテム選びはとても大切。ここではマット肌を作るときにおすすめの、Micoさんお墨付きのコスメをピックアップ。パウダーやファンデーション、下地、スキンケアなど、美しいマット肌を作るために欠かせないアイテムをご紹介!

チャコット コスメティクス フィニッシングパウダー

チャコット コスメティクス フィニッシングパウダー マット 763/チャコット コスメティクス

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ほどよくテカリをカバーして、サラサラとしたきれいなマット肌を作れるフェイスパウダー。ベースメイクの最後に顔全体に使うことで、ファンデーションを安定させて崩れにくいベースを仕込める。色なしなので透明感のあるキメの細かい肌に! 美しいマット肌を作りたいなら、持っておいても損なしの一品。

RMK UVリクイドファンデーション

RMK UVリクイドファンデーション SPF50+・PA+++ 30mL ¥4,950/RMK Division

みずみずしい軽やかなつけ心地のファンデーション。ビルベリー葉エキスやシアバターなどの保湿成分を配合していて、うるおいを与えながら透明感のある肌を演出する。カバー力があるのに厚塗り感はなく、素肌のようにナチュラルな仕上がり。この上にパウダーを重ねると、きれいなマット肌を作れる。

■Micoさんのひとこと
「保湿重視で、軽いつけ心地が好きな人は、RMKのファンデーションがおすすめです」

サナ 毛穴パテ職人 ミネラルBBクリーム

サナ 毛穴パテ職人 ミネラルBBクリーム NM(ナチュラルマット) ¥1,320/サナ

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毛穴をしっかり隠して、余分な皮脂を吸着してくれるBBクリーム。Micoさん流のマット肌を作るなら、下地のあとのファンデーション代わりに使うのがおすすめ。1本で毛穴カバー・下地・ファンデーション・美容液効果・UVカット効果を果たすので、時短でベースを作りたい日にもぴったり。

■Micoさんのひとこと
「カバー力重視で肌悩みをできるだけ隠したい人は、毛穴パテ職人のファンデーションがおすすめです」

M・A・C ストロボクリーム

M・A・C ストロボクリーム ピンクライト(ピンクパール) ¥4,950/M・A・C

肌にいきいきとした輝きを与える、「M・A・C」の定番クリーム。光沢の粒子と保湿成分の植物エキスによって、疲れた肌にツヤをプラスしてパッと明るい肌に。マット肌を仕込むベースにぴったり。もちろんツヤ肌を作りたい日のベースメイクでも大活躍。

RMK スムースフィット ポアレスベース

RMK スムースフィット ポアレスベース 04 SPF6・PA+ ¥4,180/RMK Division

つるんとなめらかな肌に仕上げる化粧下地。毛穴やニキビ跡などの気になる肌悩みを自然にカバー。光を操り、抜け感のある明るさを引き出す。マット肌を作るときのベースに使うと、透明感あふれる自然なツヤを残した今年らしいマット肌に。

KOSE サンカット® トーンアップUV エッセンス

KOSE サンカット® トーンアップUV エッセンス SPF50+ PA++++ ¥812(編集部調べ)/コーセーコスメポート

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ラベンダーカラーでくすみをとばしてくれるUVエッセンス。ファンデーションを使う前に仕込んでおくと、透明感のある肌を演出できる。ウォータープルーフで汗や水に強いのに、石けんオフできるのも魅力。日焼け止めとして顔・からだに使える。

アンブリオリス モイスチャークリーム

アンブリオリス モイスチャークリーム 75mL ¥3,080/アンブリオリス・ジャパン

1950年から愛され続けている保湿クリーム。少量でよく伸び、肌にうるおいを与えて油水分をバランスよく補って保ってくれる。メイク下地やマッサージクリーム、クレンジングクリームとしても使える。マット肌を作るときだけに限らず、きれいなベースメイクを保つために、メイクのファーストステップに使うのがおすすめ。

肌ラボ 極潤ヒアルロン液 ライトタイプ

肌ラボ 極潤ヒアルロン液 ライトタイプ 170mL ¥814円(編集部調べ)/肌ラボ

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うるおい成分のヒアルロン酸(※)を詰め込んだ化粧水。肌を保湿して、すこやかな肌に導く。弱酸性設計で、無香料・無着色・オイルフリー・アルコール(エタノール)フリー、パラベンフリーと、肌への負担をできるだけ軽減しているところもポイント。

※加水分解ヒアルロン酸(ナノ化ヒアルロン酸)、アセチルヒアルロン酸Na(スーパーヒアルロン酸)、乳酸球菌/ヒアルロン酸発酵液(乳酸発酵ヒアルロン酸)、ヒアルロン酸Na

 

 

Edit&Words Seimu Kawahara

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