ファッションを夢見たように、香水を夢見たクリスチャン・ディオール。ミス ディオールは、1947年ディオール メゾ誕生と共に生まれ、常に時代の鼓動をつかむ香りとして、その時代のスピリットを受け入れ、進化しつづけてきた。その永遠の輝きにインスピレーションを受け、ディオール パフューム クリエイション ディレクター、フランシス・クルジャンは、誕生当時のモダンなタッチを加えた現代のミス ディオールを創作。ミス ディオールのオリジナルのシプレーの香りにオマージュを捧げた、ミス ディオール パルファンが2024年5月17日（金）に誕生する。

クリスチャン・ディオールが愛したジャスミンに光をあて、ワイルド ストロベリーのようにフルーティーでモダンな魅力を放つ、新しいミス ディオール パルファン。マンダリンがみずみずしく弾け、センシュアルなウッディ アンバーとのコントラストが際立つ、ミス ディオール パルファンは、現代のシプレーと象徴します。花々と木々だけでなく、グルマンな調べを合わせ、時代を映し出す。

「『香水の瓶を開けると、私のデザインしたドレスが目の前に現れる。そんな香水をミス ディオールで作りたかったのです』と、かつてムッシュ ディオールが語ったように、これからもドレスがボトルから現れ続けるために、ミス ディオールは、今の世代のエスプリを映し出すフレグランスであり続けなければなりません。私は、ミス ディオールを時代を集約する香りとして創造しました」

ディオール パフューム クリエイション ディレクター
フランシス・クルジャン

「ミス ディオールが生まれたのは、
ホタルが舞う、プロヴァンスらしい晩のことでした。
夜と大地が奏でるメロディーにのせて、
グリーンのジャスミンが美しく重なり合っていました」

クリスチャン・ディオール

ミス ディオール パルファンの中心で輝きを放つジャスミン。夜明けにはグリーンな香りを漂わせ、花を摘まれた瞬間はオレンジのようにフルーティーに、そして夜の訪れとともに動物的な香りを感じさせる、いくつもの美しいノートを重ね持っている。フランシス・クルジャンは、ミス ディオールが誕生した1947年の抽出方法特有のジャスミンの香りを表現したいと考えた。彼がディオールのために厳選したのは、特別な方法で抽出された、ストロベリー、ピーチ、アプリコットなどを思わせる、フルーティーでグルマンなジャスミンだ。

新しいミス ディオールは、この特別なジャスミンのフルーティーで濃密な香りを中心に、はじけるような輝きとみずみずしさを感じさせる豊かな香りを生み出す。甘く美しい、ふっくらとしたワイルド ストロベリーが心を奪うグルマンな魅力。丁寧に組み合わされたセンシュアルなウッディ アンバーのベースがこのカラフルな香りのアコードを支える。さらに、香り豊かで凛としたパチョリや、香りをつなぐ濃密なアラスカ産シダーがかすかな陰影をプラスし、自然を感じさせるモスのベッドが、大胆な甘いフルーツとフローラルの美しさを温かく包み込む。

ミス ディオール パルファンのボトルの象徴的なシルエットは、フェミニンな魅力とともにオリジナルのクチュール アイデンティティを力強く映し出す。「スーツのようにカッティングされた」スマートなライン。ボトルの底と側面にはアイコニックな千鳥格子模様が彫刻され、フェミニニティとコントラストを描くマスキュリンなタッチとして、首元には象徴的な「ダガー ボウ」が結ばれている。

フランスの老舗リボンメーカー、フォール社のアトリエで織られたジャカード織リボンには、新たにラメの銀糸で織られたシルバー地を採用。この新たなルックは、同じくシルバーのファブリックで仕立てられた新しいラベルと調和するようにデザインされ、洗練されたクチュール シックなスタイルを際立たせる。強さと美しさを映し出す、自分のために纏いたい新たなミス ディオール フレグランスだ。