DIOR FINE JEWELLERY、新作ハイジュエリーコレクション 「ディオラマ & ディオリガミ」発表
尽きることのないインスピレーションの源であり続けるディオールのアイコニックなコードは、1999年以来、クリエイティブ ディレクターのヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌが手掛けるファイン ジュエリーを絶えず彩ってきました。2024年5月「ディオラマ & ディオリガミ」という比類なき新作ハイジュエリーコレクションを通じて、紡がれてきた豊かなヘリテージにさらなるストーリーを綴る。同コレクションにて表現されるのは、昨日と今日の間に流れる繊細な間奏曲、そして洗練性と官能性の共存。
壮大な旅の始まりを飾るコレクションの第1章にあたる「ディオラマ」では、象徴的な「トワル ドゥ ジュイ」を再現している。フランスのアール ドゥ ヴィーヴル(暮らしの美学)を表現し、18世紀を象徴する夢のようなモチーフは、クリスチャン・ディオールの輝かしい功績を構成する要因のひとつだった。メゾンの象徴となった「トワル ドゥ ジュイ」は、最初のブティック「コリフィシェ」の内装にも用いられており、壁、カウンターやキャノピーまでもが華やかで魅惑的なファブリックで飾れていた。
おとぎ話のようなイラストの世界を再解釈し、色調とボリューム感の組み合わせで美しさがより際立つ、小さくも最上級のフレスコ画のように、新作コレクションはミリー ラ フォレの庭園を軽やかに散策するよう誘う。それぞれのピースには 詩情豊かな動植物が印象的にあしらわれ、魅力的なデザインが目を引く。ゴールドのウサギは、煌めくダイヤモンドがパヴェセッティングされた茂みに飛び込み、2羽のフクロウは、燃えるように赤いルビーに彩られた枝の間を羽ばたく。堂々たる白鳥は、輝くブルーサファイアに縁取られた池の中心に姿を見せ、クチュールと自然を融合したデザインにはキツネ、リス、シカが登場し、そのすべては鮮やかなクリソプレーズで引き立てられている。さらにはイエローとピンクゴールドの葉が青々と茂るシュラブと優美な花びらを模したジュエリーが散りばめられた花壇が、ポエティックな演出を最高峰の輝きに溢れるジュエリーへと昇華させる。第2章「ディオリガミ」の幕開けを告げる、繁茂する緑の草木を豊かに表現したネックレス、リング、イヤリングが、壮麗なコレクションの豪華絢爛なフィナーレを飾る。
卓越したサヴォワールフェールの結晶ともいえるジュエリーは、宝石へのエングレービングや彫刻を行う技法として古くから伝わる、グリプティクスを用いたアトリエの職人技により生み出される。職人たちは小さなパーツに精緻な彫刻を施し、ひとつずつ組み合わせる作業を正確に繰り返し、数々の魅惑的な風景や紛れもないエデンの園に命を吹き込む。ディオール ファイン ジュエリーを象徴するラッカーは、誰もが魅了される印象的なデザインにニュアンスをもたらし、エメラルドのディープグリーンとツァボライトのやわらかなグリーンの調和など、鮮やかな色合いや彩りを際立たせる。
「ディオラマ & ディオリガミ」は精緻を極めた幻想的な美とディオールが心から愛した壮麗な植物の世界に捧げる頌歌。
クリスチャン ディオール
TEL:0120-02-1947