記事検索

SEVENTEENがデビュー9周年記念日にツアー完走!「90年後も900後も一緒にいましょう」4日間で約25万人が熱狂

常に新しい音楽と世界観を提示し、K POPのミュージックシーンを牽引し続けるSEVENTEEN(愛称セブチ)が『SEVENTEEN TOUR ‘FOLLOW’ AGAIN TO JAPAN』を開催。5/18(土)、19(日)に大阪のヤンマースタジアム長居にて、5/25(土)、26(日)に横浜の日産スタジアムにて公演を行い、約25万4千人もの観客を熱狂させた。本記事では、デビュー9周年記念日でツアー最終日、そして全世界に向けて同時配信がされた26日の様子をレポートする。

日本最大級のキャパシティを誇る日産スタジアムが天井席まで埋め尽くされたこの日。開始前から、ステージ横のモニターに映るMVに合わせてCARAT(ファンネーム)の掛け声が響く。

(P)&(C) PLEDIS Entertainment

幕が上がると、生バンドと共にSEVENTEENメンバー13人が勢揃いで登場。1曲目の『Super』がWOOZIの熱いフェイクでスタートし、怪我から復帰したリーダーのS.COUPSのパートでは一層大きな歓声が。MVの世界観そのままに、一糸乱れぬ大迫力のステージを見せた。

(P)&(C) PLEDIS Entertainment

その勢いのまま『DON QUIXOTE』、『CLAP』をパフォーマンス。ジャケットを脱ぎ、黒タンクトップ姿で踊るMINGYUとDINOには一際大きな黄色い歓声が送られる。

初っ端からボルテージが上がりまくったCARATに、HOSHIが「やっとSEVENTEENが日産スタジアムに来ました! みんなやったぞー!」と日本語で挨拶。「昨日もここでライブをしたけど、今(この光景を)見ても信じられません」と、9周年を迎えたこの日に大きな会場でコンサートをし、同時に全世界で配信を見守ってくれていることに感謝と喜びを述べた。

続いて、メンバーそれぞれが流暢な日本語を交えながらCARATに挨拶。JUNが 「1.2.3 シュッ!」と猫耳を飛ばしたり、JOSHUAが「SEVENTEENのシナモン・JOSHUAです♡」とうさ耳ポーズを作ったり、個性豊かな挨拶が連発。SEUNGKWANが「ビタミンブー!」というとCARATが「パワーブー!」と答え、JEONGHANが「今日も充電しましょうか? ピュっ!」というとCARATが「ジー。充電完了!」と返すなど、お決まりのコールアンドレスポンスも炸裂し、会場は笑い声と歓声に包まれた。

大盛り上がりの挨拶タイムの後、「SEVENTEEN CARAT FOLLOW AGAIN!」の掛け声で『Don’t Wanna Cry』がスタート。大人の魅力たっぷりに披露し、会場は美しい歌声と儚い世界観に酔いしれた。続いて『F*ck My Life』、『Rock with you -Japanese ver.-』を動くステージ上と花道で披露し、会場全体にSEVENTEENの熱いエネルギーを届ける。

その後、ボーカルチーム、パフォーマンスチーム、ヒップホップチームに分かれてのユニットステージがスタート。

(P)&(C) PLEDIS Entertainment

まずは白×ピンクの衣装に身を包んだボーカルチームのWOOZI、JEONGHAN、JOSHUA、DK、SEUNGKWANが登場。『Pinwheel -Japanese ver.-』、『Dust』、『Yawn』を披露し、美しく繊細なハーモニーを響かせる。透明感と芯のある歌声と、愛に溢れた温かい眼差しで、ボーカルチームらしい多幸感いっぱいの空間を作り上げた。

(P)&(C) PLEDIS Entertainment

次に登場したのは、シックな黒衣装をまとったHOSHI、JUN、THE 8、DINOからなるパフォーマンスチーム。『I Don’t Understand But I Luv U』、『HIGHLIGHT -Japanese ver.-』、『Back 2 Back』を気迫たっぷりに披露。なめらかで一体感のあるダンスと、パフォーマンスチームでありながら高い歌唱力とスキルフルなラップで魅せた。

(P)&(C) PLEDIS Entertainment

トリを飾るのは、治安悪めなビジュアルで登場から沸かせたS.COUPS、WONWOO、MINGYU、VERNONのヒップホップチーム。『Fire』、『Back it up』をそれぞれのラップスタイルと挑発的な表情で見せ、観客を煽る。『Monster』では、曲の怪しいムードに合わせて、狂気的な笑顔と激しいラップで曲の世界観を巧みに表現。

(P)&(C) PLEDIS Entertainment

ユニットステージを終えると、シャツやベストをまとったメンバーが再登場し、『HOME;RUN -Japanese ver.-』、『Left & Right』でさらに会場を盛り上げる。『Left & Right』の曲中、「SEVENTEEN9周年!」とMINGYUが呼びかけるとWONWOOが「おつかれさま〜♪」と笑顔で返答。

動くステージの上で披露された『Beautiful』では、JEONGHANとJOSHUAの“ジスハン”ケミがイチャイチャしたり、ブソクスンが3人でハートマークを作ったりとそれぞれが思い思いに楽しむ。そんなシーンがモニターに抜かれるたび、会場からは黄色い声援が。

(P)&(C) PLEDIS Entertainment

辺りが暗くなってきた中、幸せムード満載の曲『God of Music』をパフォーマンス。美しく輝くLIGHT STICK(通称CARAT棒)と「クンチパクチ」の掛け声で、会場はより一体感を増す。

(P)&(C) PLEDIS Entertainment

続いて、シャボン玉が舞う幻想的なムードの中『April shower』と『All My Love -Japanese ver.-』を披露。『April shower』の曲中、S.COUPSが髪をクシャっとする仕草で会場を沸かせると、後に続くメンバーがその仕草を真似して笑いを誘い、S.COUPSが耳を赤らめて膝を抱えるというなんともSEVENTEENらしいノリで爆笑が起こる一幕も。

するとHOSHIが「9周年なのでデビュー曲を歌ってみませんか」と呼びかけ、韓国デビュー曲の『Adore U』、日本デビュー曲の『CALL CALL CALL!』をパフォーマンス。まさかのデビュー曲を2曲聴けるというサプライズに、観客は大盛り上がり。

(P)&(C) PLEDIS Entertainment

会場全体を笑顔に包んだかと思えば、一転した雰囲気で指揮棒を振るHOSHIを筆頭に再登場。MVの再生回数5157万回を超える(5月27日時点)話題の最新曲『MAESTRO』を迫力たっぷりにパフォーマンスした。

お決まりのCARAT 棒の光で作るウェーブは、9周年ということもあり、この日はCARATの公式カラー・ローズクォーツとセレニティで。ウェーブの最後には「DAISUKI ♡ ARIGATO」という光の文字が映し出され、あまりの美しさに会場全体が感動の渦に巻き込まれた。

MINGYUが「続いて最後の曲です」と言うと、肩で泣くフリを始めるS.COPUSとHOSHIをWOOZIが華麗に払いのける。JUNが次の曲のヒントを出したのち、始まったのは大ヒット曲『HOT』。

(P)&(C) PLEDIS Entertainment

CARAT棒が会場を赤く染め上げる中、エナジーと色気たっぷりにアツすぎるステージを披露。ラストのサビでは空に何発もの花火が打ち上げられ、華々しく本編が締めくくられた。

アンコールまでの間、CARATから「センイルチュッカハムニダ〜(誕生日おめでとう)」と9周年をお祝いするアカペラソングの贈り物が。それに応えるように、メンバーが円陣組み、「CARAT、メンバー、本当に本当に愛してるよ~!」というS.COPUSの声とともに再びステージに登場。

爽やかでラフなTシャツスタイルに衣装チェンジし、『今 -明日世界が終わっても-』、『Run To You -Japanese ver.-』、『Together -Japanese ver.-』を披露。嬉しげな表情で客席を眺めながらファンサしたり、DKがWOOZIをバックハグするなどメンバー同士のイチャイチャが見られたりと会場は再び熱狂モード。十分に観客を沸かせた後、一人ずつこの日の感想と9周年への思いを語った。

(P)&(C) PLEDIS Entertainment

S.COUPS「9年もの間、ずっと僕たちについてきてくれてありがとう。いつまでも傍にいてという言葉がちょっと負担になるかもしれないけど、傍にいてくださったらすごくありがたいです。そして、日産スタジアムよりももっと大きい会場があるんだって? 僕はそこも行ってみたい。僕の夢を常に叶えてくださった皆さんにもう一度言いたい。その夢を一緒に歩もう!」

JEONGHAN「東京ドームもすごく嬉しかったけど、スタジアムに来ているなんて本当にすごいですね。こうして想像もできないくらい大きな会場を埋め尽くしてくださった皆さんに感謝という言葉以外が浮かびません。これからもたくさんの応援と愛を送ってください。今日も、いつも、愛情たっぷりの目で見てくださっている皆さんのおかげでいつも力が出せている気がします」

JOSHUA「CARAT、9周年おめでとうございます。こうして9周年の日に公演することができて本当に幸せです。こんなに大きな会場に立てるのはCARATのみなさんのおかげです。昨日も今日も、見るたびに言葉になりません。CARATの皆さんの期待に応えるようにまた頑張ります。これからもよろしくね。よしよし♡」

JUN「こんな夢のような場所を作ってくださったCARATの皆さんに感謝しています。大切なデビュー9周年の日に、こんなにたくさんのCARATの皆さんと過ごすことができて本当に嬉しいです。これからも皆さんと幸せな日々を作りたいです。愛してます!」

HOSHI「9周年というステキな日を、こんなに大きな会場で全世界の皆さんと過ごせて誕生日パーティのようです。歌手としてこんなに大きな会場で公演ができるのは大きな光栄です。これからもみなさんの最高で最後のアイドルになります。大好き!」

WONWOO「9周年であり、日産スタジアムはこれまで僕たちが立ってきたステージで一番大きなステージであり、ツアー最終日でもあるんですが、今日来てくださったCARATも、これまで公演に来てくださったCARATも、世界中で見守ってくれているCARATも本当にありがとうございます。メンバーにもスタッフにも本当にお疲れ様と言いたいです。皆さん愛しています」

WOOZI「今日も一緒に楽しんでくださってありがとうございました。みなさんとこんなにステキな思い出が作れて光栄です。これからも皆さんのために音楽を作ります。これからもずっと見守ってください」

THE 8「夢を叶えてくれてありがとうございます。皆さんが夢に向かっていく道で、これからも僕が傍にいます。いいことも悪いことも全部皆さんと一緒にしたいです。9年もの間たくさんの変化がありましたが、それでもステージを愛する気持ちには変わりがありませんでした。そしてCARATを愛する気持ちも変わらずにい続けました。これからもっともっと一緒にいて、成長しながら共にいい時間を作っていければと思います」

MINGYU「皆さんのおかげで今のSEVENTEENがいます。全部皆さんのおかげです。どこでもいつでも皆さんがいるなら、僕たちSEVENTEENはいつも一生懸命頑張ります。SEVENTEENは今からがスタートだと思います。これからも一緒にいてください。皆さんのおかげで幸せです」

DK「僕たちSEVENTEENの9歳を祝ってくださってありがとうございます。これまでたくさんの場所を訪れたけど、全ての会場をいっぱいにしてくださった世界中のCARATに感謝しています。今回僕たちは9周年ですけど、90年、900年、9000年、900000年も頑張れるアーティストでありたいと思います! 900000年後は塵になって戻ってきます(笑)。その時もここにいるCARATの皆さんがいなくちゃダメですよ、約束ですよ。CARATは僕であり、僕がCARATです」

SEUNGKWAN「9周年がやってきたという実感がやっと湧く気がします。9年間活動を続けてきて、辛いこともいろんな事情もたくさんあったんですけど、今こうして13人で公演できることが本当に嬉しいです。皆さんも僕らをどんな理由で好きになってくれたかわかりませんが、その心が後悔されないように僕たちはもっともっと頑張ります」

VERNON「昨日、今日とこうしてここで公演しましたけど、思えば思うほど現実味を失いそうな気がします。それにもかかわらず、2日間僕たちはここでステージに立ちましたが、これを叶えてくれたのは皆さんCARATのおかげなんです。この9周年という日を意味のある1日にしてくださったのは大きな福だと思います。9年間僕たちを愛してくれてありがとうございます。僕らもとっても愛しています」

DINO 「最後のFOLLOW TOURは不思議な気分で、夢のような瞬間の続きだったと思います。今までも特別でしたが、FOLLOW TOURはさらに特別で記憶に残ると思います。皆さんに愛されすぎているんじゃないかという気分にたまになります。でも、この思いに変わりはありません! これからも皆さんと一緒に、歴史に残るアーティストになりたいです。僕の存在の理由はCARATです」

(P)&(C) PLEDIS Entertainment

会場が感動モードに包まれる中、HOSHIが「最後にどうしても伝えたいことがあります」と発言。「全てのCARATに辛いことや悩みがあると思います。僕たちもそうなんです。でもこのコンサート会場の中でだけは、僕たちがそれを吹き飛ばしてあげたいです。僕たちが必ず幸せにします!」そんなメッセージと共に始まったのは『Headliner』。CARATのことを考えながら作られたこの曲を、客席を愛おしそうに眺めながら披露した。

そして、「無限アジュナ」でお馴染みのラスト曲『VERY NICE』がスタート。ピックアップされたメンバーがソロダンスを踊ったり、通訳の方の掛け声で踊ったり、一度幕が下りたと思ったらまた飛び出してきて踊ったり、この日はなんと20回以上、約30分にも及ぶ『VERY NICE』でとことん会場を楽しませた。途中、輪から外れてしまったVERNONをDINOが笑いながら連れ戻し、兄メンバーたちが爆笑して迎えるというなんともハートフルでSEVENTTENらしい一幕も。最初から最後まで休むことなく熱狂させ続け、愛をたっぷり届けてくれたSEVENTTENの4時間にも及ぶコンサートはこうして幕を閉じた。

(P)&(C) PLEDIS Entertainment

9周年を迎えてなおパフォーマンスにも笑いにも常に100%で、ここにしかない青春を見せ続けてくれるSEVENTTEN。歴史に残るグループとして、SEVENTTENとCARATの歩く花道はこれからも続いていく。

Editor:Anco Oshita

 

INFO
日本公式サイト:https://www.seventeen-17.jp/
Share
GLITTER | グリッターな人生を!(スタイルマガジン『グリッター』) > NEWS > ENTAME > MUSIC&MOVIE > SEVENTEENがデビュー9周年記念日にツアー完走!「90年後も900後も一緒にいましょう」4日間で約25万人が熱狂

What's New 一覧

LATEST ISSUE

GLITTER 2023 SUMMER issue

エイジレス・ジェンダーレス・ボーダレスをコンセプトにライフスタイルマガジンとして新装刊。「グリッターな人生を!」目指し、人生を輝かせるためのモノコトヒトをクローズアップするメディアです。