「セラピアン（SERAPIAN）」より、2024年春夏ウィメンズコレクション「ミラネーゼ ジオメトリー」を発表した。セラピアンは、1928年にミラノでステファノ・セラピアンが創業した歴史ある高級革製品メゾン。そのユニークな発想により、メゾンはイタリアのクラフトマンシップとミラノエレガンスのアンバサダーとしての地位を確立した。セラピアンの職人たちは、ミラノの中心部にあるメゾンの本社兼アトリエであるヴィラ・モーツァルトの扉の向こうで、ハンドメイドの作品を生み出している。ミラノ・ファッション・ウィーク期間中の9月19日、その正門は素敵な夜会のために開け放つ。マルタ・サラ・エディションズ・コレクションをはじめとする、ミラノらしさ溢れるインテリアやデザインピースで飾られたこのイベントは、高級皮革製品レーベルの遺産とミラノの文化的環境とのつながりを讃えるものだ。

そのシグネチャー・デザインに焦点を当てたシークレット トートバッグは、当初は軽量で大容量、内側に隠しポケットのあるバッグを望んだ目の肥えたミラノのクライアントのために、職人によるビスポークピースとして作られたもので、2024年春夏ウィメンズコレクション、「ミラネーゼ ジオメトリー」では、ミラノの玄関口の控えめな豪華さに敬意を表し、再解釈されたこのスタイルが主役だ。この街の柔らかなセンスを発見する入り口として、玄関口には多彩な素材や精巧な幾何学模様が埋め込まれ、厳粛さと壮麗さ、突出した華麗さと控えめさが織り交ぜられている。控えめなエレガンス、卓越した技巧、厳格な職人技に対するセラピアンのノウハウが反映。

秘密を守り、親密さを保証する宝箱のようなシークレット トートバッグは、しなやかなナッパレザーを使用し、ブラックとタンの「シースルー」シリーズでは、コントラストを効かせたレザーやキャンバスのライニングによって、シグネチャーであるモザイコ織りの技法が高貴さを醸し出し、その本質を表現。各バッグには、おなじくモザイコパターンがあしらわれた隠しレザーポーチも付属している。

メゾンの優れた職人技は、ミラノの玄関口の大理石の床からインスパイアされた複雑なパターンで表現されたメスティエリ・ダルテのラインナップにおいて、最大限発揮。ナッパ、スエード、ラミネートナッパを多彩なカラーコンビネーションで組み合わせた、「stop-and-go」のモザイコが施されている。ホワイトとブラックの市松模様にフォレストグリーンのアクセントを加えたモデルの他、コーラルレッドとピーコックブルーのモデルが展開。それぞれピンクとラミネート加工されたプラチナレザー、ラストレッドのスエードとシルバーのラミネート加工されたレザーが組み込まれている。

その絶妙なパターンは、希少かつ貴重なエキゾチック・スキン・コレクションでさらに輝きを増し、オフホワイトのレザーにベージュのスエードとライトゴールドのラミネート加工を施したエラフェストリップがアクセントとなり、時代を超越したセラピアン・アイコンに立体感と質感を加えてた。

メインシリーズでは、モザイコが純粋な形で扱われ、ソリッドなコーラル・レッド、ブルージーンズ、ゴールドのバージョンのシークレット トートバッグが、3 つのサイズで展開され、その上品なエレガントさで際立っている。キャンバスとラフィアのラインナップには、海辺のリゾート地の常連客のような、昔ながらのエレガンスを感じさせる控えめなアイテムが多く、リゾートでリラックスした雰囲気が漂う。ナチュラルキャンバスとタンレザーのパイピングとディテールが、レギュラーサイズとスモールサイズのシークレット バッグとメリネトップハンドルに施されており、スモール、レギュラー、クラッチデザインのシークレット バッグには、ナチュラル・ラフィアとアーモンド・レザーが組み合わされている。