日韓合同オーディションプロジェクトより2023年に誕生したボーイズバンド「Hi-Fi Un!corn（ハイ・ファイ・ユニコーン）」がGLITTERに初登場。

爽やかなビジュアルに、アイドルの枠には収まらないスキルフルなパフォーマンスが武器の彼ら。デビュー2年目を迎え、待望の1stアルバムを発売！さらなる進化をとげたメンバーたちの魅力を撮りおろしカットとともにたっぷりとお届けします。

■日本を拠点に切磋琢磨しながら、色とりどりの個性で音楽を奏でる

Q「Hi-Fi Un!corn」はズバリ、どんなグループですか？
ヒョンユル：「僕たちは日韓合同プロジェクトのオーディションで結成されたバンドグループです。ツインボーカルというのも特徴的だし、韓国と日本をはじめ、アメリカに留学経験のあるメンバーもいるので、いろんな国の文化をバックグラウンドに持つ５人でさまざまな表現ができることが強みです」

Qデビューして１年経ちましたが、変化はありましたか？
テミン：「去年デビューしてから、日本に拠点をおいて活動しています。約１年経つのですが、最初の頃よりもっと家族のようになったと思います。僕だけかもしれないけど、最初はちょっと気まずかったんです。例えば誰かと二人きりになったとき、なにか喋らなきゃ…ってソワソワしちゃって。今は一緒に生活しながら、たくさんの音楽活動をしながら仲良くなって、誰といても何もしゃべらなくても気にしなくていいぐらい楽で、本当に家族のような関係性になりました」

Q普段のメンバー内の会話は韓国語？　それとも日本語？
ヒョンユル：「韓国語と日本語のミックスです。シュウトはこの１年で韓国語がさらにうまくなりました」
シュウト：「僕は学生のとき、このオーディション番組に出ることが決まって韓国に行ったのですが、そこで出会ったメンバーや参加者と会話するうちに自然に覚えていきました。やっぱり机の上で勉強するだけじゃなく、どんどん話してアウトプットするのがいちばん覚えが早いと感じました」

Qでは、いちばん日本語が上手いのは誰？
ミン：「シュウトです！　あ、日本人でした」（全員爆笑）
シュウト：「みんな本当に上手です。日常生活には困らないくらいになりましたし、謙遜までできるんです」
ヒョンユル：「僕たちは日本で活動していますし、ライブをするときも絶対にすべて日本語で話したい、という気持ちがあって。MCも頑張って日本語で練習したし、シュウトや日本人スタッフの皆さんと会話しながら勉強していきました。今は日本語を話すのがとても楽しいです！」
シュウト：「みんなNHKのニュースを見たりしているんですよ。すごくないですか？」
テミン：「話し方がゆっくりで聞き取りやすいので、簡単なニュースだけ見ています」

Ｑ特にヴォーカルのテミンさん、日本語の歌詞は大変ではありませんか？　
テミン：「日本の歌詞は、はじめは発音がとても難しかったです。韓国語にはない発音やニュアンスをシュウトから教えてもらいました。歌詞を入れるときは感情をこめやすいように、一度韓国語にして意味を理解してから日本語で歌うようにしていますね。でも実は発音でいうと、日本語のほうが歌いやすいんです。日本語には韓国語のように子音で終わる言葉が少ないので、高音のとき声を伸ばしやすいです」

■メンバー全員と日本で共同生活中の彼ら。異国の地で出会った“お気に入り”とは？

Q日本ではどんなところへ行きましたか？
ヒョンユル：「去年はライブで大阪と名古屋に行きました。その土地によってファンのみなさんの雰囲気が少しずつ違うと思いました！」
ギユン：「僕はお仕事で行った千葉の海がキレイだなと思いました」
シュウト：「まだ行けてはいないけど、いつかメンバーを連れて自分の故郷である熊本でライブがしたいです！」

Q日本食は慣れましたか？
全員：「大好きです！」
テミン：「よく食べるのはうどんです。あとラーメンも！」
ミン：「僕はラーメンなら一蘭！」
ギユン：「僕はCoCo壱のカレーです。トッピングを入れたり辛さを変えたり、カスタマイズできるところがいいですね」
ヒョンユル：「あと日本の焼き鳥は本当においしい！　砂肝とか最高です」

Ｑ日本のアーティストの音楽は聴きますか？
ギユン：「つい最近、UVERworldさんとCNBLUEさんの対バンライブを見ました。それがすごくかっこよくて。そこから、以前よりもっと日本のバンドを聞くようになりました」
ヒョンユル：「YOASOBIさんの『群青』を聞いてからJ-POPをたくさん聞くようになりました。最近だと、紫 今さんの『魔性の女A』にハマってます。あと僕はギタリストなのでジョン・スミスやジョー・ボナマッサなど、ギターのレジェンドたちの曲も聞きます」
シュウト：「僕はMrs. GREEN APPLEさんの新曲をいつも聞いています。背中を押してくれる曲が多くて励まされます」

■いつも笑いが絶えない仲の良さも魅力。そんなメンバーのパーソナルな素顔に迫る！

Qここからは、メンバーについて自由にトークしてもらいます！　グループのなかでの自分の担当やキャラクターを教えてください。
ギユン：「僕はお笑い担当」
テミン：「ギユンくんの雰囲気がギャグみたいで本当におもしろいです。狙っていないのに、たまにしゃべると絶対に笑いが起きます」
ミン：「僕は絶対ムードメーカー！」
テミン：「そうだね。僕はアラーム担当。いちばん早く起きるので、メンバーみんなを起こす係です。シュウトとは部屋が一緒で、特に彼は朝が弱いんです。予定がなければお昼まで寝ていますね」
シュウト：「僕はAIかな。メンバーのどんな疑問や問題でも解決策を答えられます。韓国から来て日本で生活するメンバーにわからないことがあったらいろいろ教えたり。また、メンバーからはドラえもんって言われるくらい、カバンの中には何でも入っています」
ミン：「Siriみたいですね(笑)」
ヒョンユル：「僕がびっくりしたのが、スマートフォンのSIMを入れ替えるピンまで持っていたこと！」
テミン：「いらないものまであるよね」
ヒョンユル：「僕はみんなのシェフです。普段からメンバーに手料理をふるまっています。得意料理はギョウザ、ハンバーグ、牛丼。韓国人メンバーから韓国料理を食べたいと言われることが多いので、よく作ったりもします」

Qメンバーのなかで“自分はNo.1だ”と思うところをアピールしてください。
ヒョンユル：「自分は運動神経だと思います！」
全員：「え～？！　そうかな～」(全員からブーイング)
テミン：「この前100メートル走したとき、負けてなかった？」
ヒョンユル：「いや、忘れたね。でも水泳とかバドミントンは自信があります」
テミン：「僕は英語だと思います。高校生のときアメリカに留学したことがあるので自信があったのですが、最近日本語の勉強に集中しすぎて今はちょっと得意かわからないかも……」
ミン：「僕はエナジー！　フ～！」(急に歌い出す)
全員：「イエーイ！」
ギユン：「僕、食べる量なら誰にも負けません！　でも、ひとつアピールしていいですか？　今回の活動のためにダイエットしました！　MVや写真に撮られるとき、ビジュアルをよくするためです」
（全員から拍手）
ヒョンユル：「あとは、テミンの歯が美しいです。矯正してないのにコレですよ、見てください」
テミン：「恥ずかしいな。それは両親に感謝ですね」
シュウト：「ヒョンユルくんはとても多才です。さっきも話に出ていたように、運動もできるし楽器もうまいし、絵も描けますし」
ギユン：「しかも、イケメンです！」
ヒョンユル：「ミンは顔が小さい。いいなぁ」
テミン：「シュウトは目がキレイ。あと、声もキレイで独特だと思います。自分の声はやわらかいほうだから、シュウトにはパワーがあってうらやましいです」

Q休日の過ごし方やプライベートでハマっていることを教えてください。
ギユン：「コンビニに行ったら必ずおまけつきのお菓子を買います。その中に入ってるアニメキャラクターステッカー目当てです(笑)」
全員：「小学生ですね～」(各所からヤジが)
ギユン：「僕だけじゃなくて、みんなですよ！」
ヒョンユル：「僕は昔のiPhoneで写真を撮ることにハマっています。画質がヴィンテージな感じになるんです」
テミン：「休みでいうと、この間ヒョンユルくんと映画を見に行ったよね」
ヒョンユル：「そうそう。でも二日休みがあるとしたら、どちらか１日はメンバーみんなで自主練するようにしています。もっとグループとして上をめざしたいので。練習時間以外は、それぞれ映画を見に行ったり、食事に出かけたりいろいろですね」

■今の想いが詰まった初のアルバム発売と、より進化をみせるセカンドツアー

Q1stアルバム「FANTASIA」はどんな内容ですか？　メンバーの推しの一曲も教えてください。
シュウト：「この『FANTASIA』というタイトルは、イタリア語で幻想曲という意味で、形にこだわらずに自由に描く楽曲という意味合いがあります。僕たちも形にこだわらず、やりたい曲、表現したいものをやっていこうという！という思いを込めて名づけました。個人的には『U&I』という曲が好きです。いろんな音楽チャートでランクインしたり、たくさん聞かれた曲でもありますし、グループを代表する曲になりました。あとは、『君には届かない。』というドラマに出演させていただいたときの主題歌ということもあり、愛情深い楽曲です」
ヒョンユル：「僕は新曲の『Butterfly』。歌詞の内容が、蝶になって大空を飛び回ることを夢見るサナギの気持ちを描いたものなんですけど、自分たちの今の気持ちと似ているので、共感しながら演奏しています」
ギユン：「僕は『Days』をおすすめします！　テンポもよくて、曲中のベースフレーズもかっこよくて印象的なので、とても中毒性があります」
ミン：「僕は『ABC is』です。毎日頑張る人への応援歌で、“君の進む道が正解になっていくんだよ”というようなメッセ―ジが込められています。僕たちも大変なことがあったり、疲れたとき、この曲を聞くととても力になります」

Q9月に行われるライブハウスツアーの見どころやファンへ伝えたいことは？
ヒョンユル：「今までよりヴォーカル二人のパフォーマンスがよりパワーアップしたなと思います。後ろで演奏していても感じるくらい、以前よりカリスマが増しました。ファンのみなさんの心をさらに掴むのが上手になったと思います。なので、それを披露するのが今からすごく楽しみです！」
テミン：「そうですね。今回はセカンドツアーなので、もっとパワーアップした僕たちを見て欲しいですし、ファンのみなさんとも盛り上がりたいので、ちゃんと練習来てくださいね(笑)。一緒に歌いましょう！」
ギユン：「あと、このツアーでもオリジナル曲以外に、とあるカバー曲を用意しています。日本の有名な曲からほかにもいろいろと…！　何をやるかはお楽しみに！」
シュウト：「僕たちのオリジナル曲も増えたので、ライブの構成も豊かになりましたし、より僕ららしい色を見せられるんじゃないかと思います」
ヒョンユル：「今回初めてやる新曲もありますし、これまでの曲もライブのために新たに自分たちでアレンジしてるものもあるので期待してください」
ミン：「そう、ライブでしか聞けません！　ぜひ見に来てください」