いま、世界中から「今いちばん気になるバカンス先」として一心に注目を集めているのが、ベトナム・フーコック島。日本でも、ハワイやバリといった王道ビーチリゾートを凌ぐ勢いで旅先に選ぶ人が増加中だとか。

リトリートを求める人も、エキサイティングを求める人も、すべての人々が魅了される理由とは？非日常な魅力がぎっしり詰まった、最先端のベトナム3泊5日の旅に、GLITTER編集部が出かけてきました。

◆「フーコック島」とは？

ベトナム南部のタイランド湾に浮かぶフーコック島。首都ホーチミンから国内便で1時間ほどの場所に位置する離島です。年中の平均気温は27度で、1年を通して過ごしやすい温暖な気候。乾季を迎える11月～4月は波が穏やかになり海水の透明度も上がるため、ビーチとしてはベストシーズンと言えるでしょう。“ベトナム最後の秘境”と言わしめるネイチャーの魅力と、イタリアをオマージュしたカラフルな街並みが見どころ！

◆［ベトナム航空のビジネスクラス］でスタートダッシュ！

（ベトナム航空HPより）

成田からホーチミンまでは約５時間、乗り継ぎ時間を含めるとトータル約8時間半ほどの移動時間。もし、この時間すらスペシャルな時間に変えることができたら？いつもなら目的地に降り立って初めてスタートする旅が、飛行機に搭乗した瞬間から始まる…。そんな3泊5日の限られた時間を1秒も余すことなく堪能するために、選びたいのがベトナム航空のビジネスクラス。

APEX（Airline Passenger Experience Association）において5スター、さらに国際的な航空輸送評価機関SkyTraxより4スターとして認定されているベトナム航空。なかでも世界中から称賛を集める、ビジネスクラスの快適ぶりをご覧あれ。

（ベトナム航空HPより）

（ベトナム航空HPより）

なによりまず特筆すべきは、長距離移動の要である、シート。ヘリンボーン型のパーソナルスペースをしっかり確保されたシートで、ぐっすり眠ったり、話題のドラマや映画を一気見したり……。そんなリラックスしたひと時が叶います。

また、機内の快適さも抜群！きめ細やかな湿度の調整をはじめ、冷え対策のソックスや乾燥対策のコスメまで用意されており、至れり尽くせり。ただ“疲れない”だけじゃなく、まるでホテルステイしているような寛ぎ時間へと誘ってくれるのです。

そして、飛行機旅のハイライトは、やはり機内食ではないでしょうか。このビジネスクラスでは、アミューズ・ブーシュと食前酒から始まるフルコースを提供。和食と洋食から、さらにメインディッシュも好きなメニューをチョイスすることが可能です。日本人好みと評判のコースは、きっとこの旅行の“美味しかったものリスト”記念すべき一品目となるはず！

【フーコック DAY1】

時計台が目印。「La Festa Phu Quoc, Curio Collection by Hilton」に宿泊

フーコック島1泊目のステイ先は、「La Festa Phu Quoc, Curio Collection by Hilton」。2023年の12月にオープンしたばかりだけれど、目印である大きな時計台はすでにこの街全体のランドマークになっています。

ホテルも、ホテルを囲む街並みも、まるでヨーロッパに来ているのかと錯覚するような景色！夕暮れのグラデーションが街に流れこむ頃には、より一層ノスタルジックな雰囲気になります。

そして部屋は、良い意味でアジアリゾートのイメージを裏切る、アーバンでモダンなインテリア。

洗面台とシャワーが独立している点も、嬉しいポイントですね。

バルコニーからは、恋人のキスをイメージして設計された橋「Kiss Bridge」が見渡せます。また、夜は毎晩開催されるナイトショー「KISS of the SEA」の会場となり、部屋から花火を間近で鑑賞できることも大きな特典！

そして、そんな景色に続くのが、このインフィニティプール。たとえ泳がなくても、このホテルに滞在するならぜひ訪れるべき場所と言えるでしょう。

◆CHECK！バカンスの気分をより一層高めてくれる盛り帽子＆バッグのサービス

嬉しかった、そして初めて出会ったサービスがこちら！部屋に素敵な女優帽とカゴバッグが用意されており、宿泊中はホテル外へも持ち出し自由なんです。日光を浴びる時間なら、ぜひおともに。

ナイトマーケット「VUI-Fest Bazaar Phu Quoc」に繰り出そう

日が沈んだ後のフーコックは、島全体がまさに活力あふれるアジア。エネルギッシュなナイトマーケットに繰り出しましょう！

夜に映えるキッチュな色使いの屋台に並ぶのは、バイン・ミーやフォー、ココナツジュースやカットフルーツなど、手軽に楽しめるベトナムフードの数々。夕食をとった後、デザートや“シメ”を求めてぶらっとするのもいいかも！

毎夜開催されているストリートミュージカル「ロアンサンショー」にも遭遇。コックやウェイターたちがキッチン用品や釣り道具などでリズムを生み出し踊るパフォーマンスで、踊っている方も楽しそうだし見ている方もとにかく楽しい。そう、ズバリ皆でお祭り騒ぎ！ ヨーロッパのような街並みの中にあるナイトマーケットは、ベトナムの熱さを感じさせてくれること間違いなしです。

「A OITHEATER（アーオイシアター）」でベトナムの伝統エンタメ・水上人形劇を

ベトナムの一大エンターテイメントである、水上人形劇。他の首都にもいくつか劇場はあるけれど、ビーチ沿いに建てられたのはここ「アーオイシアター」が国内初なんです。

水上のみならず陸上でも、また人形だけでなく人も踊り、見応え十分。基本的には予約不要で鑑賞できるので、歩き疲れたときの休憩を兼ねた立ち寄りスポットしても覚えておきたいですね。

ショーが終わると、パフォーマンスに使われていた龍をゲストが動かしてみる体験もできるので、ぜひチャレンジしてみては？（が、これがなかなか思うように動かせず難しい……！）

【取材協力：ベトナム航空 日本支社】