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2022.06.15

お宿・ホテル担当エディター石井が今いちばん気になるお宿へ

「ふふ 箱根」で知る、山のラグジュアリーリゾートの醍醐味

 ときを味わう場所としてスモールラグジュアリーリゾートを日本中に展開し、エリア性のあるコンセプトで訪れるゲストの心を満たしてくれると人気の「ふふJAPAN」。なかでも今回は「森林の香り 岩と草花 箱根連山が広がる山のリゾート」をコンセプトに、2022年1月26日に強羅にオープンした「ふふ 箱根」をエディター石井がご紹介します。

※館内はすべて許可を得て撮影をしております。

 

 

「ふふ 箱根」への道のりは都内から公共交通機関を使い、約100分で箱根登山線・強羅駅へ。そこからは事前にお願いするとスタッフが駅まで送迎サービスをしてくれます。車にゆられること、約5分で今回の目的地であるお宿に到着!

 

エントランスに一歩足を踏み入れると自然美を体現したオブジェがお出迎え

約400年前の火山岩の巨大な小松岩には金工作家・竹俣勇壱氏の銅板の器がはめ込まれ、この空間に凛とした生命力を与える生け花がなんとも美しい! このお宿全体のインテリアデザインは、太古から箱根火山の噴火とともに歴史を刻み、地盤が固く、岩が多いという強羅のエリア性を感じさせる岩石と、箱根に自生する草花を融合させたもの。自然との調和を体感できる心地のいい清廉な空間に一気に引き込まれます。視線を上げると、西陣織を現代アートとして世界的に展開している京都のHOSOOによるアートピースも飾られていて、なんともスタイリッシュ!

 

ロビーの大きな窓からは箱根連山が目の前に広がる圧巻の光景

この土地の特徴である山の傾斜を活かしたお宿の構造は、どの部屋からも美しい景観をダイレクトに感じられるよう長年の構想を重ねて生まれた極上の山のリゾートならではと実感できます。

 

力強い岩石を表したバーカウンターやラウンジ、世界各地の地表を独自の視点で撮影活動を行ってきた松江泰治氏の箱根の地表を捉えたアート作品も必見です!

 

 

 

大浴場と客室で2種類の泉質が! まずは景観が素晴らしいと評判の大浴場へ

お宿選びの重要なポイントのひとつである温泉。目の前に広がる箱根連山の絶勝がとにかく素敵で、心身ともに解放感で満たしてくれます。こちらの温泉には大涌谷温泉が引かれており、泉質は乳白色の硫酸塩温泉。肌の新陳代謝を促進する効能があり、乾燥気味な石井の肌が驚くほどツルツルに!

 

どっしりと構える岩石を使ったインテリアが趣きを感じさせる客室に惚れ惚れ

玄関に飾られているのは、ふふ 箱根オリジナルの香りのエッセンシャルオイルをしみこませた小松石の香台。ほのかに漂う和の香りが心を鎮めてくれます。

 

広々とした客室からの眺望も素晴らしく、箱根の四季の移ろいに加え、朝日、夕焼け、晩と時によって表情を変える自然の景色を楽しめます!

 

アメニティは「ふふJAPAN」が日本製にこだわったオリジナルのオーガニックアイテム。敏感肌や乾燥肌にも使える低刺激で、木漏れ日を感じさせる香りの「KOMOREBI」シリーズ。香りとテクスチャーがよく、温泉で磨き上がった肌をさらに美しくしてくれます!

 

客室風呂も温泉となっており、リラックススペースもあるゴージャスな造りが魅力。強羅温泉が引かれていて、泉質は無色透明の塩化物温泉。ミネラル成分が豊富な塩分が、保湿効果を発揮して、湯上り後も肌のうるおいをキープ。オススメは大浴場に入ったあとに、客室風呂に入ること。泉質の異なる2種類いいとこどりで、ツルツルとした上に、しっとりとした理想的な肌になれます!

 

 

ミニバーにはビールやジュースなどのフリードリンク、何より驚いたのはウイスキーなどのリカー類のお手頃さ! リカー類をいただく場合はバトラーにお願いすると氷や炭酸水をフリーサービスしてくれる心使いも。ホテルで飲んだら1杯¥2,000-以上するマッカランのソーダ割りを素敵な空間と目の前に広がる大自然とともにいただけるなんて、お酒が大好きなエディター石井の心をわしづかみです!

 

 

「ふふ 箱根」の食事は種類豊富なラインナップと満足度の高い内容

夕食はメインダイニングである日本料理 山の笑(やまのえ)にて。春夏シーズンは夕暮れ時から食事がスタートし、美しい夕焼けにつつまれた箱根連山を望みながら食事をいただけます。

 

箱根雲海と銘打った先付の盛り合わせからスタート。旬の山菜や山海の食材を活かした見目麗しい食事はどれも絶品。

椀物、お造りと続き、いよいよ進め肴。これは日本料理には珍しいプリフィックススタイルで、自分の好きな3品をチョイスできるのです。私が選んだのはこちら!

旬菜の「蓮根のはさみ揚げ」

 

肉料理の「豚の香味焼き」

 

小鍋の「香味鍋」

 

旅の醍醐味のひとつである朝食は、朝露が光る美しい緑を眺めながらいただけます。種類豊富なご飯のお供たちに囲まれて、朝から思わずお代わりしてしまうほど、とにかくご飯が進んでしまいます!

 

山形県産コシヒカリの「土鍋ご飯」

 

「マグロの山掛け」

 

「ゴロゴロ野菜カレー」

 

澄み渡る山の空とキレイな空気に満たされ、この上なく幸せな気分にひたりながら極上ステイを楽しめる「ふふ 箱根」。スモールラグジュアリーリゾートとして地位を確立している「ふふJAPAN」らしい、きめ細やかなホスピタリティの高さが素晴らしく、ゆっくりと寛ぎながら宿そのものを楽しみたいエディター石井は虜になりました! 一度訪れたら、またリピートしたくなる。そんな魅力たっぷりの「ふふ 箱根」に訪れてみてはいかが?

 

 

ふふ 箱根

神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320−807

電話: 0570-011-722

https://www.fufuhakone.jp/

 

エディター・石井

PROFILE

GLITTERにエディターとして参加。美容&美容医療、旅館&ホテルなどのラグジュアリーなライフスタイル関連などの記事を担当。ビューティ本の執筆や化粧品会社のカタログ、会報誌などの制作も。好きなことは、素敵な空間でお酒を飲むこと。最近は美容医療すごさに感動し、日夜その情報収集に勤しむ。(@nahoko11o6

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