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2026.08.14

海風香るレトロな街並みと、美食に出会う。御食国・小浜を巡る旅。

前回の「海・湖・祈りと食を巡る旅」(敦賀・若狭エリア編)に続く第2弾!

今回は敦賀駅からさらに足を延ばし、よりディープな歴史と食の街へと向かいます。

訪れたのは、古くから朝廷に食材を納めてきた“御食国(みけつくに)”としての歴史を持つ「小浜」。

美しい海に抱かれたこの街には、古い町家が残る情緒たっぷりの景色から、舌を唸らせる新鮮な海の幸、そして長く受け継がれてきた豊かな食文化まで、大人の好奇心と胃袋を満たしてくれる要素がぎゅっと詰まっています。

歴史と食が交差する小浜をゆったりと味わう週末旅へ。心もお腹も満たされる、そんなコースをご紹介します。

 

風情ある三丁町と、熱意あふれる「おばま水族館」

まずは、古い料亭や茶屋の面影が色濃く残る「三丁町」の散策からスタート。ベンガラ格子の美しい街並みを歩いていると、まるでタイムスリップしたような気分に。

散策の途中でぜひ立ち寄りたいのが、一風変わった「おばま水族館」です。ここはなんと、学生たちが主体となって立ち上げ、運営まで行っているという全国的にも珍しい手作りの水族館なんです。

今回は特別に、代表を務める眞壁喜一郎さんに直接お話を伺うことができました。展示の見せ方から施設の運営まで、学生ならではの柔軟な発想と、地元・若狭の海への熱い思いが詰まった空間。眞壁さんの言葉の端々からは、生き物たちへの愛情と「小浜の海の魅力を伝えたい」という真っ直ぐな情熱がひしひしと伝わってきました。

お話を聞いた後に水槽を眺めると、彼らの奮闘ぶりが目に浮かび、小さな水槽の一つひとつがより一層輝いて見えてきます。ただ魚を見るだけじゃない、若き情熱と温かさに触れられる、心に残るスポットです。

◼︎おばま水族館
住所:福井県小浜市小浜香取55
そして歩き疲れたら、「39食堂」へ。ここで絶対に味わいたいのが、お店おすすめの「焼きわらび餅」。香ばしさととろけるような食感が絶妙で、歩き回った体においしい甘さが染み渡ります。

■39食堂
住所:福井県小浜市浅間27-1
 

人魚伝説の地から、暮らすように泊まる町家へ

小浜には、少しミステリアスな伝説も残っています。空印寺にある「八百比丘尼(やおびくに)入定洞」で語り継がれているのは、「姫が16歳の時に人魚の肉を食べたところ、不老不死になった。そして洞窟入口に椿を植えて入定したと言われている」という不思議な伝説です。

◼︎空印寺
住所:福井県小浜市小浜男山2
また、海辺に佇む「マーメイドテラス」は、ドラマ『サバ缶、宇宙へ行く』のロケ地としても人気のスポット。夕暮れ時に訪れると、海風と相まってなんとも幻想的な雰囲気です。

◼︎マーメイドテラス
住所:福井県小浜市小浜日吉(人魚の浜東駐車場横)
この日の宿は、歴史ある建物をリノベーションした「小浜町家ステイ」。いくつかある古民家の中で、今回は「丹後街道たにぐち」というお宿に宿泊しました。ホテルとは違う、まるで小浜の住人になったかのようにくつろげるプライベートな空間です。

◼︎小浜町家ステイ(丹後街道たにぐち)
住所:福井県小浜市小浜大宮27-2
 

若狭の海の幸を堪能する夜「和旬いわもと」

町家で少し休憩した後は、夜の街へ繰り出して「和旬いわもと」で夕食です。今回は若狭の地物の海鮮をメインに、小浜ならではの旬の味覚をじっくりと堪能しました。中でも特に印象に残っているのが、高級魚「若狭ぐじ(甘鯛)」。旨みが凝縮された昆布締め、パリッとした食感と香ばしさがたまらない鱗焼き、そしてホッとする優しい味わいの潮汁と、ぐじの美味しさを余すところなく味わい尽くす至福のひとときでした。

◼︎和旬いわもと
住所:福井県小浜市駅前町4-30 KTビル1F
 

小浜の朝は、市場の活気と伝統工芸から

翌朝は少し早起きして、「若狭小浜お魚センター」へ。市場ならではの活気を感じながら、「刺身ごえもん」で新鮮な海鮮の朝ごはんをいただきます。朝から贅沢なお刺身を食べられるのは、港町ならではの特権。

◼︎若狭小浜お魚センター
住所:福井県小浜市川崎2-5-1
お腹が満たされたら、御食国若狭おばま食文化館へ。施設内の「若狭工房」で小浜の伝統工芸である「若狭塗箸体験」に挑戦。自分の手を動かして作ったお箸は、旅の最高のお土産になります。「おばま食文化館」も併設されているので、小浜がなぜ“食の街”と呼ばれるのか、そのルーツを楽しく学ぶこともできます。

◼︎御食国若狭おばま食文化館
住所:福井県小浜市川崎3-4-4
 

鯖街道の歴史と、名物「焼き鯖」を味わい尽くす

旅の後半は、小浜のディープな文化に触れる時間。昔ながらの製法を守る「とば屋酢」や、明治時代の芝居小屋の風情を残す「旭座」、そして海産物を京都へ運んだ歴史を学べる「鯖街道ミュージアム」を巡ります。

歴史をたっぷり吸収した後は、お待ちかねのランチタイム。「海幸苑」でいただくのは、小浜名物の「浜焼き鯖定食」です。脂がしっかり乗った身を香ばしく焼き上げたサバは、ご飯が止まらなくなる美味しさ。

食後は「若狭フィッシャーマンズ・ワーフ」や「道の駅 若狭おばま」に立ち寄り、海産物や特産品をたっぷり買い込んで旅の締めくくり。

◼︎海幸苑
住所:福井県小浜市川崎1-3-2
 
◼︎道の駅 若狭おばま
住所:福井県小浜市和久里24-45-2
 

歴史と食が交差する、小浜の魅力

若狭小浜は、ただ“食べる”だけでは終わらない場所。
町を歩き、歴史を知り、文化に触れることで、海のまちとしての魅力がじわじわと伝わってきます。

そして、一度訪れると「次はもっとゆっくり泊まって巡りたい」と思えるのも福井旅の魅力。

 

さらに福井旅を楽しむなら「いいとこ、掘りだくさん。」キャンペーンもチェック

9月1日以降の旅なら、福井県の宿泊キャンペーン「いいとこ、掘りだくさん。」を活用するのもおすすめです。
対象宿泊施設に泊まると、県内の飲食店や土産物店、観光施設などで使える「ふくいはぴコイン」5,000円分がもらえるので、食事や買い物まで含めて福井旅をさらに楽しめます。

◼︎いいとこ、掘りだくさん。キャンペーン
実施期間:
第1弾 2026年6月12日〜7月12日(既に終了しております)
第2弾 2026年9月1日〜10月31日※9月19日〜22日の宿泊は対象外
第3弾 2027年1月8日〜1月31日

内容:
福井県内の対象宿泊施設に宿泊すると、1人1泊あたり5,000円分の「ふくいはぴコイン」チャージ券を進呈
※2連泊まで
※1予約あたり2人以上の宿泊が対象
※「ふくいはぴコイン」の利用には、ふくアプリが必要
※チャージ券を開かずに対象店舗へ持参した場合は、4,000円分の金券として利用可能

次の旅先に、若狭小浜。
泊まって、歩いて、食べて、知る。
福井の“いいとこ”を掘りだくさん見つける旅に出かけてみてはいかがでしょうか。

 

【前回の旅の記事はこちら】

海・湖・祈りと食を巡る旅へ。越山若水の地、若狭へ。

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