リフトアップにも効果的!? 秋に見直すべき6つの頭皮ケア方法
10月は頭皮のトラブルが起きやすい時期。放っておくと抜け毛や乾燥、かゆみなどのトラブルが目立ったり、乱れた頭皮から生えてきた髪がパサついていたりしてしまう。「頭皮が下がると、顔やお尻も下がる」ようで、リフトアップの視点から見ても頭皮ケアは欠かせない! 今回は、「RESALON」の毛髪診断士である片山さんが、6つの頭皮ケア方法を解説。この機会に頭皮のケアを見直して、健康的な頭皮とすっきりとしたフェイスラインを手に入れよう。
教えてくれたのは… RESALON 毛髪診断士 片山 友梨さん
日本テレビ「マツコ会議」やフジテレビ「レディース有吉」でも紹介された人気のサロン。頭皮と髪、肌の根本改善を目指すサロンで、著名人のユーザーも多数。片山さんは毛髪診断士として、表参道店に勤務している。(公式サイト)
【目次】
抜け毛や乾燥、かゆみ……
頭皮のトラブルは10月頃にやってくる!?
頭皮が生まれ変わるサイクルは約2ヶ月。夏に受けた紫外線ダメージの影響は10月頃にやってくる。「秋口に頭皮トラブルが起きやすいのは、紫外線ダメージの影響だけではありません。季節の変わり目で気温が変化しやすい時期であることから、自律神経が乱れたりストレスを感じたりすることも原因のひとつです」(片山さん)
さまざまな要因が重なる10月は、一年の中でも頭皮トラブルが起きやすい時期。土台を整えることでトラブルが起きにくくなることはもちろん、健康的な髪が生えてきて美髪を目指すこともできる。「頭皮が1mm下がると顔は1cm、お尻は3cm下がると言われています。顔のリフトアップやスタイル維持をしたい人にとっても、頭皮ケアはとても大事なんです」(片山さん)と、頭皮を整えることによるメリットは多くあるそう。
今見直すべき!すこやか頭皮に導く6つのケア方法
トラブルが起きやすい今だからこそ見直したい頭皮ケア方法を、毛髪診断士の片山さんがレクチャー。6つの方法を取り入れて、すこやかな頭皮と美髪、引き締まった顔とヒップをゲットしよう!
【STEP1】プレシャンプーで汚れを落とす
「週1〜2回は、頭皮クレンジングを使ってプレシャンプーをしましょう。シャンプーの前にプレシャンプーをすることで、頭皮の余分な皮脂や汚れをしっかり落として、清潔な状態に整えることができます。お風呂場でのヘアケアは、シャンプー・コンディショナーだけの人が多いかもしれませんが、すこやかな頭皮や美髪を目指したいならプレシャンプーを取り入れるのが大事なポイントです。特に頭皮のベタつきが気になる人や整髪剤を使う人は、仕上がりの違いを感じやすいでしょう」
【STEP2】シャンプーは洗浄力が強すぎないものを選ぶ
「洗浄力が強すぎるシャンプーを使うと、かえって頭皮の乾燥やかゆみを起こすきっかけになってしまいます。地肌に負担を与えずに洗えるアミノ酸系シャンプーがおすすめです。頭皮に必要なうるおいは残しつつ、きちんと汚れを落とせます」
「シャンプーの液を手のひらに出したら、両手でなじませてから髪に塗布してください。頭部の1箇所に液をそのままつけると、頭皮や髪の負担になってしまいます」
【STEP3】スカルプブラシで汚れ落とし&マッサージ!
「シャンプーをするときにはスカルプブラシを使うのもおすすめです。頭皮の汚れを落としながら血流促進できるので、ひとつ持っておくと重宝します。ただし乾燥している状態に使うのは、髪同士で摩擦が起こりダメージに繋がってしまうのでNG。髪が濡れているときやシャンプー中で泡立っている状態のときに使ってください」
1. スカルプブラシを用意
2. 指を使ってシャンプーをして、髪全体を泡立てる
3. ブラシで頭皮を軽く押して、こまめに場所を変えながら全体をほぐす
4. 生え際・側頭部・襟足の3箇所から頭頂部に向かって、大きくゆっくり動かしながらマッサージ
5. 使用後のブラシはしっかり水気を切り、風通しの良いところに保管する
ブラシを動かすのではなく、ブラシを頭皮に軽く押し付けて、頭皮ごと動かすイメージで行う
【STEP4】トリートメントは頭皮につけない
「トリートメントの役割は髪の毛に栄養を与えて表面をコーティングすること。頭皮につけすぎると毛穴が詰まる原因になってしまうので、つかないように意識してください。コンディショナーは毛先中心に塗布して、最後に手のひらに残ったものを側頭部や後頭部あたりにつけるようにしましょう」
【STEP5】お風呂上がりは保湿ケア&しっかり乾かす
「お風呂上がりに化粧水や美容液でスキンケアをするように、頭皮もスカルプ用のエッセンスを使って保湿ケアをしてあげてください。そうすることで乾燥を防げることはもちろん、頭皮の土台を整えられるので健康な髪を育てることにも繋がってきます」
「ドライヤーで髪を乾かすときは、いちばん乾きにくい頭皮から乾かすのがベストです。自然乾燥したり半乾きのまま放置しておいたりすると、洗濯物の生乾きと同じ状態になってしまいニオイを発してしまいます。皮脂詰まりや雑菌の繁殖の原因にもなるので、きちんと乾かすようにしましょう」
【STEP6】定期的にサロンで施術を受ける
「本格的にケアをしたいのなら、ホームケアだけではどうしても限界があります。定期的にサロンに通い、メンテナンスをするのが効果的です。プロに頭皮の状態をチェックしてもらうことで『普段、ちゃんとホームケアできているか?』を確認することもできます」
「サロンでは、汚れを落として頭皮を整える『頭皮クレンジング』と『ヘッドスパ』のオプションメニューを選ぶのがおすすめ。きれいになった頭皮にうるおいを与える『保湿系のメニュー』まで追加できると、頭皮ケアをする上では理想的です」
頭皮ケアにぴったり!おすすめのアイテム8選
GLITTER編集部がおすすめの頭皮ケアアイテムをご紹介。汚れを落として頭皮環境を整える「プレシャンプー」と「アミノ酸シャンプー」、ひとつは持っておきたい「スカルプブラシ」、仕上げに欠かせない「保湿ローション」に分けてピックアップ。
「プレシャンプー」で頭皮をクレンジング
1. ルプルプ 頭皮クレンジングジェル
普段のシャンプーでは落としきれない毛穴の汚れを取り除き、頭皮にうるおいを与える頭皮クレンジングジェル。コンパクトなノズルタイプでジェル状なので頭皮に塗布しやすく、プレシャンプーデビューにぴったり。髪や頭皮と同じ弱酸性なので、皮膚への負担をできるだけ軽減して使える。5つの無添加(※)もポイント。
※合成香料・合成着色料・鉱物油・パラベン・動物性原料フリー
2. RESALON スカルプクレンジング
毛穴の汚れを落として、頭皮環境を整える頭皮クレンジング。天然のアミノ酸を含んだ洗浄成分ココイル加水分解コラーゲンKや、保湿効果に優れた洗浄成分ラウロイル加水分解シルクNaを配合していて、うるおいを与えながらすこやかな頭皮に導く。
「アミノ酸シャンプー」でマイルドに洗う
3. ザ パブリック オーガニック シャンプー
アミノ酸系洗浄成分で、頭皮や髪をやさしく洗える。ノンシリコンなのにきしみにくく、なめらかに仕上がるのが魅力。フランキンセンスとイランイランの神秘的な香りにうっとり。毎日のバスタイムが楽しみになりそう。
4. ジェニーハウス ボリュームアップ シャンプー
多くのセレブや著名人が通う韓国のビューティサロン「ジェニーハウス」のシャンプー。加水分解ケラチンをはじめとする17種類のアミノ酸成分をたっぷり配合し、うるおいを与えながら洗浄できる。シャンプー後は、ツヤっとした指通りのいい髪に仕上がる。
「スカルプブラシ」で汚れを落としてマッサージ!
5. エトヴォス リラクシング マッサージブラシ
頭皮のツボを程よく刺激するスカルプブラシ。シャンプー中の使用はもちろん、体の疲れやすいデスクワーク中や、テレビをみながらくつろいでいるときにもマッサージができる。手にフィットするサイズで持ちやすく、シリコン製なのでお手入れも簡単。
6. uka スカルプブラシ ケンザン
マルチで使えるスカルプブラシ。インバス・アウトバスのどちらでも使えることに加え、丸みのあるグリップを使ってコリの気になる肩や首まわりをマッサージしてもOK。気分転換をしたいときにも活躍するので、1個といわずペアで手に入れたくなるアイテム。
お風呂上がりは「保湿ケア」が欠かせない
7. ヴェレダ スカルプエッセンス
アロエベラやオリーブ葉など天然由来の保湿成分たっぷりで、頭皮を集中ケア。頭皮に届きやすいスプレータイプで、簡単にうるおいを与えることができる。フレッシュハーブの香りで、気になるニオイを抑えられるのもポイント。
8. キュレル 頭皮ローション
セラミド機能成分(※)やユーカリエキスなどのうるおい成分で、カサつきがちな頭皮を保湿ケア。地肌に直接塗布できるタッチノズルなので、気になる場所にダイレクトに塗ることが可能。サラサラしたつけ心地なので、ベタつきが苦手な人でも使いやすい。
※セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド
頭皮ケアができるRESALON
芸能人やモデルなどの著名人がこぞって通う有名サロン。頭皮・髪・肌を根本からアプローチして、美しい状態を目指せるメニューを多数用意している。中でも頭皮&フェイシャルのメニュー「BMSトータル」は、肌をより良いコンディションに導くヒト幹細胞培養液を注入する施術で大人気。頭皮の環境が整うことで、髪の立ち上がりがよくなりボリュームが出たり、ハリのある肌になったりと、1回の施術でも効果を感じられる。
東京都港区南青山3-3-14 チェリーズガーデン南青山 3F
tel. 03-6721-0801(受付時間 10:00〜19:00)
営業時間:10:00 〜 22:00
(最終受付 19:00/新規のお客様の最終受付 18:00)
Edit&Text by Seimu Kawahara