「アニエスベー ギャラリー ブティック」にて、写真家・アーティスト 花代の写真展“Keep an Eye Shut II”が2021年9月8日（水）まで開催中。花代の30年にわたる写真活動の軌跡を複数拠点で11月末まで展示を行う”花代まつり”の一つとして開催され、花代がヨーロッパに渡りアニエスベーと出会った2000年ころから帰国するまでの約10年間に撮影された未公開作品を含む中期作品を展示販売する。

東京とベルリンを拠点に活動する花代は、写真家、芸妓、ミュージシャン、モデルなど多彩な顔を持つアーティスト。そんな彼女とアニエスベーが初めて出会ったのは、ハンス=ウルリッヒ・オブリストとホゥ・ハンルゥがウィーンで企画した展示”Cities on the move”の会場。それ以来、アニエスベーのパリコレのランウェイでのパフォーマンスや、日本のアートファサードプロジェクト、インストアパフォーマンス、アニエスベーが製本用に特別生地をデザインし仕上げた“Hanayo artist book”の製作協力など、様々な形で花代の活動や作品を紹介してきたアニエスべー。

花代がアニエスべーへ送った手紙

今回の“Keep an Eye Shut II”で展示される中国の雑技団を撮影したシリーズにおいては、渡航の際のサポートをアニエスベーが行い実現した花代とアニエスベーの関係性を象徴する作品に。そして貴重なアーカイブ作品の多くはTaka Ishii Gallery協力のもと、展示が実現。

本展のメインビジュアルにも使用され、パレ・ド・トーキョーでの花代の展覧会の際にも使用・展示された作品をカバーにした作品集”Keep an Eye Shut”も、会場で8月中旬から発売予定。
緊急事態宣言に伴い営業状況が変更になる可能性もあるため、最新情報はアニエスベー オフィシャル ウェブで随時チェックを。