マッサージキャンドルとは?人気のアイテム8選と使い方【ギフトにもおすすめ】
アロマキャンドルとして使えるだけではなく、溶けたオイルでマッサージまでできるマッサージキャンドル。香りも保湿も楽しめてマッサージもできる、いま注目のアイテム! 今回は、マッサージキャンドルの魅力をご紹介したあとに、アロマ調香デザイナーの齋藤智子さんが、マッサージキャンドルの香りの選び方をシーン別に解説。そしてGLITTER編集部が、おすすめのマッサージキャンドルをピックアップ。この機会に、マルチで使える便利なマッサージキャンドルをゲットして。
【目次】
- マッサージキャンドルとは?
- マッサージキャンドルはどんな香りがおすすめ?
- 人気のマッサージキャンドルおすすめ8選
スウェーデン発ライフスタイルブランド「クリンタ」
アメリカ発のナチュラルケアブランド「EARTHLY BODY」
イタリア生まれのマッサージキャンドルブランド「ルーメン」 - マッサージキャンドルの正しい使い方
マッサージキャンドルとは?
マッサージキャンドルとは、普通のキャンドルとして使えるだけではなく、溶けたロウ部分を使って体をマッサージできるアイテムのこと。マッサージキャンドルには保湿成分が配合されているので、体をしっとり保湿することができる。マッサージキャンドルの中には、香りが数時間持続するものもあるため、香水代わりに使うことも可能! 香りを楽しみたい人や、お家でのリラックスタイムを充実させたい人、マッサージすることで体を労りたい人におすすめ。
マッサージキャンドルはどんな香りがおすすめ?
いろいろな香りがあるマッサージキャンドル。せっかく試してみるなら、自分の気分やシーンにぴったりのマッサージキャンドルを選びたいもの。ここではアロマ調香デザイナーの齋藤さんが、シーンや気分別におすすめの香りを解説。「いまの自分にはどんな香りが必要なのか」を考えながら、試してみたい香りを選んでみよう。
齋藤智子さん
アロマ調香デザイナー®️。京都で10代続く家に生まれ、白檀の香りに魅かれて調香の世界へ。20年間で創作した香りは6,000種以上。国内外で企業やブランドのアロマ空間演出を手がけるほか、美術館の創香などアート分野の企画も多い。近年は日本各地の農家や蒸留所との連携、マーケティングやサイエンス分野の研究など香りの可能性を広げる活動も行う。著書「アロマ調香デザインの教科書」(BABジャパン出版)。(Instagram)
リラックスしたいとき
▶︎ラベンダー・ハニー・バニラ・ブラックベリー
「リラックスしたいときにおすすめの定番の香りはラベンダーです。自律神経の副交感神経が優位になるように働きかけるので、心が安らいだり落ち着いたりすることが期待できます。甘くやさしい香りのハニーやバニラ、ブラックベリーも、心をゆるめてくれるでしょう。お疲れモードのときやリラックスしたいときにおすすめです」
集中力を高めたいとき
▶︎レモン・ローズマリー・ペパーミント
「集中力を高めたいときに使うアロマとして有名なのが、レモンとローズマリー、ペパーミントの香りです。すっきりとした香りによって、気分を仕事モードに切り替えやすいです。お仕事前や朝にマッサージキャンドルを使いたい場合は、この手の香りをチョイスするといいでしょう」
瞑想やヨガをするとき
▶︎サンダルウッド(白檀)
昔から儀式や瞑想をするときに使われることが多いサンダルウッドの香り。「落ち着いた気持ちにしてくれるサンダルウッドは、瞑想やヨガをするときにおすすめです」と齋藤さん。心を落ち着かせ、深い呼吸に集中しやすくなるので、自分の内面と向き合いたいシーンに選ぼう。
体を温めたいとき
▶︎ジンジャー
抗炎症作用があるといわれているジンジャーは、肌がゆらぎやすいときに活躍。炎症をおさえるメリットも期待できそう。「ジンジャーは体を温める効果があり、冷え性の人におすすめです。ジンジャー入りのマッサージキャンドルでマッサージするのもいいですし、ジンジャーを入れたお湯に足をつけて足湯するのもいいでしょう」
瞑想のやり方を知りたい人は、こちらもチェック。
人気のマッサージキャンドルおすすめ8選
ここからはGLITTER編集部が、いま人気のマッサージキャンドルおすすめ8選をピックアップ。それぞれブランドの背景や魅力とともに、香りを楽しめるマッサージキャンドルをご紹介。試してみたいマッサージキャンドルを見つけてみて!
スウェーデン発ライフスタイルブランド「クリンタ」
スウェーデン生まれのライフスタイルブランド。マッサージキャンドル以外にも、バスソルトやフレグランスシリーズなど日常をちょっぴり贅沢にするアイテムを展開している。マッサージキャンドルは石油系のワックスを一切使わず、オーガニック由来の菜種油とソイワックスを使用。人工的な着色料や防腐剤は不使用(※)で、動物実験をしないクルエルティフリーなのが魅力。マッサージキャンドルの96%が植物オイルなので、ナチュラルな成分によって体をやさしく保湿できる。環境に配慮したパッケージを採用しているのもポイント。
※不使用:パラベン・着色料・硫酸塩・動物性物質・その他の添加物
1. クリンタ マッサージキャンドル オレンジブロッサム&ラベンダー
おすすめのシーン:寝る前、リラックスしたいとき
ストレスの軽減や気持ちを鎮静する効果があるといわれている、オレンジブロッサムとラベンダーの香りを使ったマッサージキャンドル。フレッシュでありながら、気持ちの緊張をゆるめてくれそうな爽やかでやさしい香り。クリンタのマッサージキャンドルの中でも人気の定番フレーバー。就寝前や夜などのリラックスしたいときに使うのがおすすめ。
2. クリンタ マッサージキャンドル レモンバーベナ&ジンジャー
おすすめのシーン:朝・仕事の前、集中力を高めたいとき
すっきりとしたレモンの香りとスパイシーなジンジャーの香りがするマッサージキャンドル。朝や仕事前など気持ちを切り替えたいときや、仕事や勉強中などの集中力を高めたいときにおすすめ。またジンジャーは体を温める効果があるといわれているので、寒い季節にマッサージオイルとして使うのもGOOD!
3. クリンタ マッサージキャンドル サンダルウッド
おすすめのシーン:瞑想・ヨガ中、気持ちを落ち着かせたいとき
エキゾチックでちょっぴり甘い香りがするマッサージキャンドル。古くから儀式や瞑想中に使われてきたサンダルウッドは、気持ちを落ち着かせたいときや自分の内面に集中したいときにぴったり。瞑想やヨガをするときにおすすめ。キャンドルを焚いてマインドフルネスをしたあとに、オイルを使ってマッサージすると心も体も心地よくなること間違いなし。
アメリカ発のナチュラルケアブランド「EARTHLY BODY」
動物由来の成分を一切使わずに植物と水だけを使用した、アメリカ・カリフォルニア発のヴィーガンケアブランド。栄養がたっぷり入ったスーパーフードとして世界で注目されているヘンプシードオイルをベースに、自然原料をブレンドしたアイテムを展開。マッサージキャンドルのほかには、ボディ&スキンケア商品を取り扱っている。ヘンプシードオイルは保湿力があり、紫外線や乾燥などのダメージを受けた肌にうるおいを与えてくれることでも人気。
4. マッサージキャンドル グァバラバ
おすすめのシーン:夜、リラックスしたいとき
グアバとブラックベリーをブレンドした、トロピカルフルーツのような甘い香りのマッサージキャンドル。まるで異国を訪れたかのような香りを楽しめる。気分転換をしたいときや、リゾートにいるかのような気分を味わいたいときにおすすめ。
5. マッサージキャンドル ネイキッド イン ザ ウッド
おすすめのシーン:寒い季節、リラックスしたいとき
ホワイトティーとジンジャーをブレンドした、ほどよく甘くてスパイシーさをプラスした香りを楽しめるマッサージキャンドル。甘い香りが好きな人や、体をポカポカ温めたい人にぴったり! 寒い季節のお供に持っておくと重宝しそう。
イタリア生まれのマッサージキャンドルブランド「ルーメン」
動物実験をしないクルエルティフリーブランドで、動物由来成分は不使用。環境に配慮したモノづくりをすることを心がけている。全身ボディマッサージ約3〜5回分の量のアイテムを展開。オイルを手に取りやすい形の器もポイント。
6. マッサージキャンドル マンゴー
おすすめのシーン:しっとりと保湿をしたいとき
植物由来のシアバターを75%していて、肌をしっとり保湿してくれるマッサージキャンドル。まるで南国にいるかのようなフレッシュなマンゴーの香りと、穏やかな気分になれそうなイランイランのやさしい香りが楽しめる。肌にうるおいを与えながら、空間にフルーティな香りを広げたい人におすすめ。
7. マッサージキャンドル ハニー
おすすめのシーン:保湿をしたいとき、リラックスタイム
甘くとろけるような、はちみつの香りが楽しめるマッサージキャンドル。はちみつ(ミツロウ)は肌を保湿して、なめらかに整えてくれる。保湿力の高いシアバターも入っているので、乾燥が気になるときや寒い時期にぴったり。空気が乾燥していて、気分が下がってしまいがちな秋冬に活躍してくれそう。
8. マッサージキャンドル アンディロバ
おすすめのシーン:甘い香りに包まれたいとき、リラックスタイム
バニラやナッツに似た、甘い香りが楽しめるマッサージキャンドル。ほどよく甘い香りで、疲れたムードをゆったりと解放してくれる。アンディロバオイル(※)が肌を柔らかく保湿して、保護してくれるのも魅力のひとつ。
※カラパグアイアネンシス種子油(保湿成分)
マッサージキャンドルの正しい使い方
ここではマッサージキャンドルの正しい使い方をご紹介。ブランドによっては、固まっているロウをそのまま削り、保湿オイルとして使えるものもある。固いロウをオイルとして使えるかどうかはブランドによって異なるので、ブランドが推奨する使い方で使うのがベター。キャンドルは換気ができる環境で使用するようにしよう。
【STEP1】キャンドルに火を灯す
マッサージキャンドルに火をつける。オイルが溶け出すまで、5〜10分ほど待つ。
【STEP2】アロマキャンドルとして楽しむ
火を灯して少し時間が経つと、アロマの香りが広がってくる。火のゆらぎを見てリラックスしたり香りを楽しんだりと、普通のキャンドルと同じように使う。
【STEP3】オイルマッサージをする
キャンドルのオイルでマッサージしたいときは、まずキャンドルの火を消して1〜2分ほど置き、オイルが手に取ることができる温度になるまで待つ。そのあとにオイルを指ですくい、手のひらになじませて体をマッサージ。
Word Ayaka Tamada
Edit Seimu Kawahara