【GLITTER WELLNESS PEOPLE】VOL.3 藤田敦子さん「自分にとって心地よい、バランスのとりかたを見つけていきたい」
GLITTER的ウェルネスを、ライフスタイルに取り入れている輝く女性たちに、今気になるキーワードを紹介してもらう本連載。
今回登場してもらったのはコミュニケーションディレクターの藤田敦子さん。SNSでは美容やウェルネス関連、料理のほか、フィットネスや旅などアクティブなコンテンツを発信。「静」と「動」を持ち合わせる敦子さんが今回ピックアップしたキーワードとは?
PROFILE 藤田敦子さん
コミュニケーションディレクター
大手化粧品会社PR、企画開発担当後、オーガニックコスメブランドのPRを経て、現在はフリーランスでスポーツ関連や美容、アウトドアなど多岐に渡るジャンルのブランド・アイテムをPRの目線からブランディングやプランニングしている。PRイベントや顧客イベント等も開催。インスタグラムでは、趣味の旅や、食関連のこと などを主に発信している。
ATSUKO’S WELLNESS KEYWORD
“Balance of mind and body”
バランス
「瞑想やサーフィン、筋トレ、ピラティスを最近やっており、食も好きでこだわるときはとことんこだわっていますが、どれも体、心、頭、魂すべてが繋がってバランスが良いときこそ、いいパフォーマンスができる、というのを実感させられます。私自身、体がとっても硬いのですが、意外に(笑)、頭もわりと硬い方で。まわりの体がやわらかい人を見ていると、心や頭もやわらかい人が多いんです。
特にヨガをしている人たちは、精神のバランスの良いと感じる人が多く、自分を大切にできているな、と思いました。やわらかいということは、しなやかということ。心身がしなやかであってこそ、バランスがいい状態だと考えていて、そこを目指していろんなことに取り組んでいます」
忙しい中にも余白をつくる
「できるだけ、自分の中に空白、余白をつくるように意識しています。フリーランスは自分できちんと調整しないと仕事も遊びも詰めてしまい、スケジュールもすぐにパンパンになりがち。そうなると良いパフォーマンスもできないことがよくわかったので、少し余裕を持ったスケジュールにして、できるだけ自分がいい状態でいれるように、打ち合わせや仕事、遊びのスケジュールの調整をします。仕事のための遊びで、遊びのための仕事。スケジュール管理がきちんとできると、いろいろなことがうまく運ぶ気がします」
朝は瞑想と太陽礼拝を習慣にして、心を整える
「朝起きてお風呂で温まったあと、まず太陽礼拝をして体をほぐしてから呼吸を整えるようにしており、時間がなくても少しでも瞑想できるよう心がけています。趣味のサーフィンの前も少し瞑想の時間を取って、できるだけマインドフルな状態で海に向かうようにしています。ただ、あえて瞑想を義務化しないようにはしています。『毎日やらないと』となると自分の性格上しんどくなって続かないので、『週数回はちゃんと座る』という自分ができる範囲のルールだけ決めています」
週に1回のピラティスで体を整える
「ピラティスでは歩くときや座るときに癖になってしまっている動きを、できるだけ修正するように心がけています。ちょっとしたことでずいぶん骨格も変わるので、本当におすすめ。毎週1回は必ず予約を入れています。こちらは逆に先生と毎週約束することで続けられています」
モチベーションアップには美味しいごはん!
「性格上“きちきち”したくなってしまい、自分で自分の首をしめてしまうことも多々あったので、できるだけ『やりたい』と思える気持ち、モチベーションを保つようにしています。たとえば、『朝起きて海に行くのがめんどくさい』という気持ちになることもありますが、その後のご飯をどこで食べようか、とか、筋トレのあとのご飯は美味しいだろうな、とか。
そしてこの取材で私のモチベーションアップはご飯ということに気づきました(笑)。
逆に食事に関していうと、普段きちっとしているのはハメを外すのが好きだからです。ジャンクフードも大好きなので、そことバランスを取れるよう、普段の調整をしています」
FAVORITE WELLNESS ITEMS
愛用しているウェルネスアイテム
瞑想用の座布
「瞑想用のクッションを愛用。しっかり座ることができ、呼吸も安定します」
ヨガ用ボール
「足の裏でゴロゴロするヨガ用のボールを愛用。できるだけ足のアーチができるように毎日コロコロしています」
ANOTHER WELLNESS THINGS
そのほか気になっているウェルネスは?
「スノーボード! ウェルネスというか、スポーツですが(笑)。サーフィンもまだまだですが、寒くなってくると海はやっぱり辛い(笑)。なので、やったことはあるもののかじったぐらいなスノーボードを、今年は本格的に頑張ってみようかなと。都会での暮らしをすぐに変えることはいろいろな事情で難しいので、できるだけ自然に触れられる生活をしたいと思っています」
参考にしている WELLNESS PEOPLE
「海山(サーフ&スノー)など、自然と触れ合って楽しんでいる人すべて。
自分の力ではどうにもならない自然と向き合っている人たちは、身を任せる、自然と一体になるという本質的なことを知っている人たちばかりで、知り合うみなさんとっても素晴らしい方々ばかり。学ぶことが多いし、みんな人生を楽しんでいて、こんな生き方したいな、と思う人ばかりです」
MESSAGE FOR GLITTER’S READER
GLITTER読者へのメッセージ
「年齢的にも『自分がどう生きていきたいか』をしっかり考えて、やりたいことに向かって仕事も遊びを『スケジューリング』していくと、自分をいい状態に保つことができて、余計なものに惑わされず本質的な『幸せ』にたどりつけるのでは?と思います。そうするためにも、予期せぬことが起こる現代で、自分の内外と繋がっていいバランスで生きることが大切だな、と改めて感じでいます。
外見だけでも内面だけでもなく、どちらも磨いてこそ、良き人生になるのではないでしょうか。
まだまだわたしも道半ばですが、同世代、楽しく豊かな人生にしていきましょう!」
Editor’s Note
by Sonomi Takeo
「何事もバランスよね〜」。
なんて言葉はよく発するのですが、果たして己れができているのか……。
先日、締め切りに追われていた時期に頭痛が止まらなくなってしまった。
集中するのはいいけれど、ちゃんと「休む」ことを意識することも、仕事のひとつだと実感したところであります。
ちなみに、体も劇的に硬いです。
心も頭も、体もやわらかく……しなやかに生きたいものですね。
過去の連載はこちら!
▶︎VOL.1 ビープルディレクター・谷口智美さん
▶︎VOL.2 浅倉利衣さん
Photo by Atsuko Fujita /Edit Sonomi Takeo