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【GLITTER People】ボディコーディネーター・山崎麻央さんに学ぶ、輝き続ける秘訣

【GLITTER People】輝いている人へ聞く 輝くためのエッセンシャル

外資系IT企業でシステムエンジニアとして10年間勤務後、出産を機に退職し、現在は2児の母である山崎麻央さん。産後、身体やメンタルの不調を感じている最中に加圧トレーニングに出会い、自らもトレーナーとして活動することに。さらに、インディバや食カウンセリングほか、多角的に体のケアに携わり、セミナー講師や雑誌や書籍の監修、化粧品や健康食品等の開発も行っている。そんなアグレッシブかつ、しなやかな生き方の源になるものとはーー山崎さんのプライベートスタジオ・ソラーチェ代官山に伺って、お話をお聞きしました。

PROFILE

山崎麻央

加圧トレーニング&インディバサロン「ソラーチェ代官山」代表。2016年には自社で化粧品や健康食品等の開発・販売を行う、(株)ソラーチェPLUSを設立。2017年12月刊行の『#腹筋女子〜お腹が割れたら人生変わった!〜』(講談社)はベストセラーに。

ーーシステムエンジニアからトレーナーへ転身されましたが、その経緯から伺ってもよろしいでしょうか。

「大学卒業後に外資系IT企業でシステムエンジニアとして働いていました。入社して4、5年後に結婚して、10年目に娘を妊娠して育休を取ったんです。1年ぐらい経ったら復帰しようと思っていたんですけど、下の子も妊娠していたし、何より娘が可愛かったので、結局退職することを選びました。週の半分は出張っていう忙しい生活でしたし、急な生活の変化に心がついていかなかったり、眠れない日が続いて体調も壊してしまって……精神的にもプチ鬱っぽくなりました。その頃に、今も一緒にスタジオを運営している大学の友人が、加圧トレーニングのトレーナーをやり始めたんです。やったことはないけど面白そうだなと思って通ってみたら、体調がよくなってきて。ただ、その頃は赤ちゃん連れでいけるようなスタジオってあまりなくて。産後のお母さんや妊婦さんは体と心のケアが一番必要だし、そういう方たちが安心して通える場所を作れたらいいなと思い、スタジオを立ち上げました。最初は経営だけやろうと思ってましたが、ある程度加圧のことも分かってないといけないと思って、すぐに資格を取りました。次第に私もレッスンをする時間が多くなり、指名のお客様も増えて、気がついたらこういう感じになっていました(笑)」

ーーこのような生活は想像していませんでしたよね?

「まったくしていなかったです。でも、会社を経営し始めて、ITにいてよかったなと思うこともけっこうありますね」

ーー活かせている部分もきっとありますよね。キャリアを変えるにあたって、迷うことはなかったですか?

「10年間勤めると、その年月分積み重ねてきたものがあるから本当に迷いましたね。すべてのキャリアが終わってしまうと思っていましたし。でも、それよりも子どもと一緒にいたいという気持ちが強かったんです。迷ったけど、『えい!』って辞められました(笑)。今となっては、この選択をして本当によかったです。子どもの成長って早いですし、まだ手がかかるので、会社をやってるほうがいろんなことに対応しやすいから。忙しさもありますが、時間の調整がしやすいんですよね。子どもが一番大切なのは今も昔もずっと変わらないですし、例えば子どもが不安定になっている時に、そのまま仕事に没頭してしまうと、私も精神的によくないので。その気持ちが根底にあるので、ブレずにいられるんだと思います」

ーー忙しさを乗り越える秘訣や源はなんですか?

「会社があって、スタッフやお客様と一緒にハッピーになるっていう充実感が私の源ですね。お客様が元気になって帰っていくのを見ると、私も元気が出ます。今の仕事に関わるすべての方たちに支えれていると思います。あとは、美味しいものを食べるのもお酒を飲むのも好きですが、何より子どもたちと過ごすことが一番の源です」

――食べることもお好きということですが、体重や体型のコントロールも気になります。

「きちんとバランスのいい食事をする環境で育ったのもあって、もともと太りにくい体質ではあります。でも、4ヶ月に1回ぐらいファスティングをします。ただ体重を落とすのが目的ではなく、脳内をリセットするのが目的。終わったらまた通常の食事に戻るりますが、あまり食事量は制限せず、食べる順番やミネラルの取り方でコントロールします。分子栄養学の資格を取って、ビタミンやミネラルの正しい知識がついたので、太りにくい食べ方がわかったんです。太りやすい、痩せやすい体質っていうのは、だいたい腸内環境と栄養不足が原因なんですね。太るのを気にして過剰な糖質オフをしたりすると、ビタミンが不足して栄養バランスが崩れ、逆に太りやすくなります。やっぱりバランスって大事ですよ」

――最後にこれだけは譲れないという、山崎さんの“芯”となるものを教えてください。

「『女性らしく』とはあまり言われずに育ったんですけど、大人になった今、日本人ならではの奥ゆかしさや女性らしさって素敵だなって思います。あくまでも自論ですが、女性って心の中にいろんな部屋があって、そこをマルチに行き来できるところがあるじゃないですか。あと、場の空気を読む力は男性より女性のほうがあるなと感じるんです。そういうしなやかさや柔軟性って必要ですし、持っていたいなと思います。昔は男性と同じように頑張ろうと思って、バリバリ気負って働いていたこともありましたが、今はすごくしなやかに、仕事も恋愛も楽しんでいる方が多いので、そういう意味での女性らしさは忘れずにいたいです」

Essentials

1.ほぐしグッズ

「私、ほぐし好きなんです(笑)。肩甲骨の間や仙骨、足の裏も全身に使えるグッズで、仰向けや横向きになってほぐします。めちゃくちゃ痛いんですけど、5分くらいやるだけでかなり体が楽になるので、出張のときも持っていきます」

2.腸活

「体が変わらない原因のひとつが栄養不足。『ソイリーン乳酸菌Plus+』はビタミンが11種類、ミネラル3種類、乳酸菌も1回につき500億入っているんです。これだけ飲んでればいいくらい。ソイとアーモンドミルクと玄米の三種ブレンドで作っていて、産後で授乳中のお母さんも、ちっちゃい子も飲めます。それにプラスして『明治プロビオヨーグルト R-1』も飲んでいます」

3.温活

「女性は特に体が冷えて巡りが悪くなり、代謝が落ちてしまう方が多い。そんな方たちのために、遠赤外線腹巻きの『ビオンヌ』を作りました。体を冷やさないよう、真夏でも腹巻は必須です」

 

Edit&Words Kaori Watabe

 

 

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