M!LK interview 新曲『STARS』で魅せる新たな輝き──放つ光の根幹にあるもの
14枚目のシングル『STARS』を11月30日にリリースしたM!LK。新曲への想いを聞かせていただくとともに、デビューから星のように輝き続ける5人の魅力に迫ります。
衝撃と挑戦……これまでM!LKを応援してくれた方たちにとっては聴き慣れない感じかもしれない。だからこそ聴き込んで欲しい1曲(吉田)
──2021年11月にメジャーデビューしてから、今作の『STARS』は3作品目ですよね。初めて聴いた時の感想をうかがえますか。
吉田「誰かを想う気持ちがたくさん詰められていて素敵だなと思いました。こういう曲を歌えるようになったんだっていう、自分たちの成長も感じましたし。今回は衝撃と挑戦……これまでM!LKを知ってくれて応援してくれた方たちにとっては、聴き慣れない感じかもしれない。だからこそ、聴き込んで欲しい1曲です」
曽野「落ち着きのある曲で、いつもの僕たちからしたら攻めています」
山中「熱い想いというより、祈るような想いが込められた曲だなと思いました」
佐野「すごく好き。僕らが目指す『国民的グループ』に近づいたんじゃないかと思います」
塩﨑「まさかのバラードに驚きはありました。これまでキラキラした曲が多かったので、今回はしっとりとした曲調。ウィンターラブソングは個人的にも好きなので、うれしいです」
“たったひとつのSTAR そんな存在に僕がなりたい 心から願うよ”って歌詞が好き。M!LKを応援してくださるみなさんが、僕らにとっての希望(佐野)
──特に気に入っている歌詞などがあれば教えてください。
吉田「“君を彩る全てのものが その笑顔守りますように”という部分。僕が幸せにする!とかじゃなく、相手のことを100%思っている。歌詞をもらったら自分が声にして発する以上、その意味や意図は毎回考えます。この歌詞には、心揺さぶられました」
塩﨑「“無闇に声が聞きたくなったよ”とあるんですが、この気持ちはすごくわかります。僕は家族の声が聞きたくなって、電話することがよくあって……話す内容はたわいもないことですけど。家族みんな、仲良しなんです」
佐野「僕は“たったひとつのSTAR そんな存在に僕がなりたい 心から願うよ”って歌詞が好き。M!LKを応援してくださるみなさんが、僕らにとっての希望。そしてみなさんにとっても、僕たちが希望“星”になれてるんじゃないかな?って思うんです。新曲を出したりSNSで何か投稿したりするたびに『今週も生きられる!』なんて言ってもらえるので。ありがたいですよね」
山中「僕もサビの歌詞が好き。今、僕らの仕事の生きがいというかモチベーションは、みんなを幸せにすること。そのためにライブをやるし、より大きいライブ会場でライブがやりたい!ってずっと言ってるんです」
曽野「最後に“Under the starless sky”って歌詞があるんですが、直訳すると“星のない空の下”。タイトルは『STARS』なのに、なぜ?と思いました。でもこれって僕たち5人が星たちで、ピンク・ブルー・レッド・ホワイト・イエローっていう自分たちのカラーで、星のないところでも立つ姿が想像できたんですよね」
輝いている人は多くは語らない。だからこそ魅力がある(曽野)
──発売中の『GLITTER vol.5』の大テーマも『Glittering Stars!』と、偶然にも『STARS』とリンクしていて。みなさんは、どんな方が輝いていると思いますか?
佐野「自分の夢や目標を公言して、泥臭くもチームとして頑張っている人」
塩﨑「それ自分のことじゃない?」
佐野「僕(笑)? もちろん僕もそうですけど、YouTuberだとHIKAKINさんとかコムドットのやまとさん、俳優だと鈴木亮平さんとか山﨑賢人くんとか横浜流星くんとか。輝いて見えますね」
吉田「僕は納得して動いている人。やらされている感じじゃなく、自分はこれがしたい!と、自分自身が納得して動いている人が輝いていると思います。それに、自分の好きなことを追求できている人もいいなと思います」
曽野「静かなる聖者。輝いている人は、多くは語らないんですよ。だからこそ魅力があるし、ガヤガヤしないし、吠えない。静かに頑張っている人に憧れます。メンバーでいうと、太ちゃんかな?」
塩﨑「いやいや、うるさいやろ(笑)。僕は、何をするにしても余裕のある人。父親を見ていてそう思います。メンバーでは、まだ余裕のある人はいないかな」
佐野「今、余裕があるのはよくないよね!? 何を余裕ぶっこいてんだ!って話(笑)」
塩﨑「今は振付がちゃんと頭に入ってないと余裕が生まれないし、とにかくがんばることに必死! 何かひとつ超越したところに余裕が生まれるんじゃないかな。今はがむしゃらです」
山中「僕はアクセサリーをほどよく身につけている人。ジャラジャラつけるのもかっこいいけど、大人になって一生物のアクセサリーやレザージャケット持つのがいいなって。覚悟を決めて買うところがいいですよね」
メンバーが笑っている瞬間。楽屋で呑気に笑っている時は作られた輝きじゃなくて自然に輝いている(塩﨑)
──メンバーの“こんな時が輝いてる!”という部分はありますか?
佐野「舜太は、インスタライブをしている時。“曽野飯”をやっている時とか、輝いてますよ。向いているなと思います。あとはライブの演出をしている時の太智。みんなが帰った後も一人で考えてる姿を見ているので」
塩﨑「僕はメンバーが笑っている瞬間。楽屋とかで呑気に笑っている時とか、作られた輝きじゃなくて自然に輝いてますよ。みんな笑顔が素敵なんです」
曽野「仁ちゃんが歌っている時。キラキラ系の輝きはもちろんだけど、熱い情熱のような、メラメラな輝きがある。割と憑依型だよね?」
吉田「憑依型ではないでしょ(笑)」
曽野「だって、本番の時の周りの空気を巻き込んで歌う力はすごいじゃん!」
佐野「スプリングツアー『CIRCUS』で、アカペラで歌った時とかね」
曽野「すごかった! さすがだった!」
吉田「僕や勇斗がライブのMCを回すことが多いので、僕らに爆発力はないんです。あくまで道作りなので。その上で、ベクトルは違えど、舜太、太智、柔太朗の爆発力のある発言とか天然からくる発言で会場を沸かせた時は、輝きを感じますよね」
佐野「ゲームをしてる時の柔太朗も輝いてますね。ハッキングでもしてるのかな?ってくらい、集中してる(笑)。ゲームをベースに他のスケジュールを組んでると言っても、過言ではない」
曽野「ゲーム没収されたらヤバいでしょ?」
山中「最近、結構遅い時間まで撮影があって朝早いことも多いんだけど、それでもやる。台本覚えないといけない時もやっちゃうんですよね。僕が輝いてるなと思うのは、ボケてる時の僕を見る太ちゃんの目。僕は基本的にそんなボケるタイプではないけど、ちょっとボケてみようかな?と思う時に太ちゃんを見ると、目をキラキラさせて笑ってくれてる」
佐野「ボケって勇気がいるんですよ。殺されるか生かされるかの勝負の時だから(笑)。太ちゃんを見たら“生きていいよ”って目が言ってくれてるんだよね」
山中「もともと太ちゃんは目に光が入りやすくてキラキラしてるからね。だからその目で見つめられるとイケるかも?て思ってボケちゃう。結果、全然ウケないんだけど(笑)」
佐野「一緒に北海道旅行に行った時の仁人が、海鮮丼を目の前にした時も輝いてたな」
山中「楽しそうな時の仁人くんは、うるさいけど幸せをもらえる。わかりやすいよね」
吉田「旅行のときは、内側から輝いてた。久々の旅行だったし、テンションが上がると子供っぽくなるのかも」
佐野「確かに甘えがちだよね。いつものキャラと違って、何年経ってもそのギャップについていけません(笑)」
5人で佐野さん家に集まって話したり遊んだりしている時は自然体で何も考えなくていい(山中)
──自分自身が輝いてる!とこれまでに思った瞬間はありますか?
吉田「僕は自分がどういなきゃいけないかを考えなくなった時、輝いてるかもしれません。長男気質で、どうしたらいんだろう?って常に考えてしまうタイプだから」
山中「やっぱり人の目を気にする職業だから立ち振る舞いとか考えちゃいますよね。だけど5人で佐野さん家に集まって話したり遊んだりしている時は自然体で何も考えなくていいんです」
塩﨑「あの空間は大好き! ちなみに僕は、誕生日の瞬間はめっちゃ輝いてます」
佐野「俺のことを輝かせて!って期間が、誕生日前後1カ月あるからね」
山中「祝って欲しいって言う割には、俺らが『当日、祝おうか?』って言うと断るけどね」
塩﨑「誕生日が本当に大好き! 仕事も入れて欲しくない(笑)。プレゼントに欲しいものは、さすがに言わないけどね。プレゼントを考えてもらっている時間が好き」
曽野「僕は中学生の時のサッカーの東海大会で、土砂降りの中PKで決勝ゴール決めて勝った瞬間。映画『ショーシャンクの空に』みたいな感じで、みんなにハグされて、輝いてんなー!と思いました」
山中「PKって、最後に蹴った人がスターになるからね」
佐野「秋のホールツアー『満月の夜 君と逢う』でブランコから降りてきた時は輝いてた。僕だけじゃなくて、メンバーも。月の光も相まって、あれはM!LKの中でも一番輝いた瞬間なんじゃないかな」
曽野「ステージ上は輝いちゃうよね。だから、僕たちが輝けるのはファンの皆さんのおかげです!」
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2022年12月25日(日)23:59
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■PROFILE■
2014年11月結成。スターダストプロモーションに所属する佐野勇斗、塩﨑太智、曽野舜太、山中柔太朗、吉田仁人からなる5人組ダンスボーカルグループ。2015年3月『コーヒーが飲めません』でCDデビュー、2021年11月にビクターエンタテインメントよりメジャーデビューシングル『Ribbon』をリリース。2022年2月には神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールでワンマンライブを開催。全国7都市ツアーも成功させる。5人5種のキャラクターも魅力で、SNSの総フォロワー数は約180万人。
■INFOMATION■
14th シングル『STARS』2022年11月30日発売 !
【通常盤】CD only ¥1,100
[CD 収録内容]
M1.STARS
M2.テレパシー
【初回限定盤A】CD+Blu-ray ¥3,300
[CD 収録内容]
M1.STARS
M2.INFINITY TRY
[Blu-ray]
M!LK 学園
【初回限定盤 B】
CD+Blu-ray ¥3,300
[CD 収録内容]
M1.STARS
M2.INFINITY TRY
[Blu-ray]
最愛(from M!LK HALL TOUR 2022 満月の夜 君と逢う)
シアワシェイク(from M!LK HALL TOUR 2022 満月の夜 君と逢う)
密着 M!LK(M!LK HALL TOUR 2022 満月の夜 君と逢う2022.9.10)
Photos Kentaro Kanbe / Words Noriko Hashimoto / Edit Kaori Watabe