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FANTASTICS from EXILE TRIBE interview 新曲『Escape』で現れた変化と進化に迫る!

10枚目のシングル『Escape』を6月29日にリリースしたFANTASTICS from EXILE TRIBE。テレビドラマ『花嫁未満エスケープ』(テレビ東京系)のエンディングテーマに起用され、感傷的な空気が楽曲全体を包み込むバラードナンバーに仕上がっている。また、振付に関しては、これまでの彼らの楽曲とは違う“変化”や“進化”があるとのこと。世界、澤本夏輝、木村慧人、八木勇征の4人に話を聞いた。

歌詞のストーリーに感情移入しつつ、本当に物語の中に飛び込んだような気持ちになってレコーディングした(八木)

──「Escape」を最初に聴いたときの印象からうかがえますか。

八木「シンプルに思ったのは、ザ・バラードが来たな!です。前作の『サンタモニカ・ロリポップ』のカップリングもバラードだったので、それとはまた違った、王道のバラードだなと思いました。切なさはあるんですけど、その人のことだけを思う気持ちとか、すごく前向きな歌詞だったので、そのギャップがいいなと思いました」

──レコーディングはいかがでした?

八木「歌詞にストーリー性があるんですよね。そこに感情移入しつつ、本当に物語の中に飛び込んだような気持ちになってレコーディングしたので、結構いいものになったと思います」

木村「歌が入る前に聴いたときからかっこいいなと思っていたんですけど、ボーカルの声が入って、まったく違う印象を受けたというか。大人っぽく仕上がっているなと思って。表題曲でバラードをやるのは、『Hey, darlin’』以来です。そこから考えると、ボーカルもそうだし、パフォーマーも、本当に成長しているなって思いました。今回の振付は世界さんと(澤本)夏輝くんが作ってくれているんですけど、ひとつひとつの歌詞を表現できるというか。こういう曲調で踊ることも好きですし、MVも観てもらいたいです」

いつも通りやるのはちょっと面白くないので、どうやって変化や進化を見せられるかは考えた(世界)

──振付は世界さんと澤本さんが考えられたとのことで。

世界「振りをどうしようか考えていたときに、サワナツが作りたいって連絡をくれて。普段は2番をお願いすることが多かったんですけど、今回は1番を作ってもらいました。だから『Dear Destiny』ぶり?」

澤本「ですね」

世界「1、2年振りぐらいにサワナツとバラードを作って、いつも通りやるのはちょっと面白くないので、どうやって変化や進化を見せられるかは考えました。前のようにやる良さと、新しい良さをどうやって混ぜようかなというのを考えて」

──それは特にどんな部分に表れていますか?

世界「たとえば、ボーカルとパフォーマーがまったく別の空間にいるように見せるような、EXILEが初代からやってきたような良さがありますけど、1番は結構そういう風になっているんです。あと、今まではそれぞれの色を自由に出していく振付が多かったんですけど、今回は今まで以上に振りをがっちり揃えていて。それもサワナツが先陣を切ってやってくれました。そういう中でも、Dメロとかは、ファンタっぽいパフォーマーのソロも入っていたりとか。今までのバラードでは、そこをミックスさせていなかったので、新しいチャレンジができた気がします」

──澤本さんは、今回の振付をやられてみていかがでした?

澤本「曲を聴いたときから作りたいなと思ったので、世界さんに連絡したんですけど、いざ作ってみたら、今までのバラードとも違うようなテイストの振付ができました。最初は、これはファンタに合うのかなと思ったりもしましたが、いいものにできたと思います」

──不安はありつつも、挑戦してみようと。

澤本「そうですね。デビューしてもう4年なので、作品によってはどうしても似てきてしまうところがあるので、進化させていきたい気持ちが強いです。だから不安はありましたけど、メンバーを信じてやってみたのが、今回の作品ですね」

グループとしての歴はまだ浅い。経験をもっと増やしていくことが変化だったり、新しい一歩に繋がる(澤本)

──お話の中に進化や変化という言葉が出てきましたが、発売中の『GLITTER vol.4』には『Transformers! NEW OLD/NEW ME!! 〜変化変容で新しい自分へ〜』という特集テーマがあって、まさにそのことについてお聞きできればと思っていました。これまで様々な挑戦を続けてこられていますが、今以上にグループが強くなっていくために必要な変化や進化というと、どんなものがあると思いますか?

八木「自分の行動ひとつひとつが、グループのためになるのかをどうかを考えられると、いい方向に進んでいくと思うんです。僕としては、自分自身をもっと客観視して、今これをやることはグループのためになるのかという判断をもっとしていけるようになりたいです」

──ご自身としては、自分を客観視するのはあまり得意ではない?

八木「前はまったくできなかったです。でも、最近は自分はどう映っているのか、きっと今、自分はこう見えているんだろうなというのが少しずつイメージできるようになってきて。前よりはそういう視点を持てているのかなと思いますし、その意識を持つだけで、変わってくるなと感じています」

世界「確かに、どんな意識を持つかは大事。ただ僕は、変化することだけがいいことかというと、そうでもないと思うんです。変化しない良さもあると思うので」

──それもありますね。

世界「EXILEの『Choo Choo TRAIN』って、もう20年以上前の曲になりますけど、それをカバーして、今までずっと愛され続けていて。FANTASTICSもカバーさせてもらったことがありますし、その曲をたくさんの方々が知ってくれているというのは、変わらずに歌い続けている人たちがいるからでもあると思うので。だから、変わらずに続けていくことは大切だと思うし、やり続けることが変化や進化にも必要だと思います。そこはグループにとっても、僕個人としても」

──変わりながらも、変わらずにやり続けることがあるというのは、本当に大事なことなのかもしれないですね。

世界「それを誰かが必要としてくれているのであればやり続けるということが、一番大事な気がしますね。どれだけ歌い方や踊り方が変わったとしても、根っこの部分で考えると、やり続けていることには変わらないので。そこは先輩を見ていてもそう思いますし、続ける大変さと、大切さというのは最近すごく感じています」

ありきたりな言葉より、自分の本心で伝えたいことをしっかり言葉で表現することがみなさんに一番届く(木村)

──木村さんはいかがでしょうか。変化や進化していくために必要なことというと。

木村「発信力ですね。自分の言葉でしっかりと伝える力を身につけたいです。ありきたりな言葉よりも、自分の本心で伝えたいことをしっかり言葉で表現することが、みなさんに一番届くと思うので」

──そのために、実際にされていることはあります?

木村「ライブ中に思ったことを、終わったらすぐにブログに書いたりとか。あとは、他の人のブログやSNSもよく見ます。こういう書き方をすると見やすいなとか、いいところを学んで、自分なりに取り入れてみたり。最近はひとりでライブ配信をするときに、自分が思っていることを素直に話すことも意識しています。そうしていたら“心に響いた”とか“共感する”という言葉も増えてきたので、それこそ世界さんが話していたみたいに、継続しているからこそ、デビュー当時よりはうまくなってきたような気がします」

澤本「変わっていくためにも、やっぱり経験が必要かなと思います。パフォーマーとして、ボーカリストとしてはそれぞれやってきていますけど、グループとしての経験はまだ少ないというか……グループとしての歴はまだ浅いので、その経験をもっと増やしていくことが変化だったり、新しい一歩に繋がるのかなと思います」

──特にどんな経験が必要だと思います?

澤本「今はライブの経験が一番大事だと思います。パフォーマンスの見せ方や、エンタテイメントの届け方とか、慧人の言っていた発信の仕方なども、すべてに繋がってくると思うので、そういう経験すべてが大切ですよね」

──最後に『GLITTER』という媒体名にかけて、みなさんが思う、輝き続けるために必要なことや、その秘訣について教えてください。

世界「これはもう子供の頃から輝き続けている慧人から」

木村「いやいやいや(苦笑)。輝き続けるために必要なもの、なんでしょうね……向上心かな。ライバルに負けないためにどうしたらいいかとか、今の自分を成長させるために必要なことはなんだろうって考えて実行していけば、自然と輝くんじゃないかなと思います」

澤本「僕は、自分に負けないことですね」

世界「熱いね」

澤本「(笑)自分に怠けていたら、結果、それが表に出てくるので。やっぱり輝き続けるためには、諦めずに自分を磨き続けないといけないと思うので、自分に負けない気持ちが必要です」

八木「僕は変化ですね」

澤本「えっ? まだその質問の続き?(笑)」

──輝き続ける秘訣が「変化」だと。

八木「そうです(笑)」

澤本「そういうことか(笑)」

八木「いつまでも同じだと飽きてしいますし、常に新鮮な自分でいること……つまり変化していることが輝き続ける理由のひとつだと思います」

──世界さんはいかがでしょうか。

世界「輝き続けること……輝くためには人より努力しないといけないですよね。だから、輝きたいと思うことが大事なんじゃないかなって。どんなに小さいことでもいいと思うんです。“ちょっとだけでもいいから目立ちたい”とか “芸能界に入りたい”でも、どんなことでもいいから、自分なりに輝きたいと思うキッカケを見つけることが大切な気がします」

 

■PRESENT■

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【ご応募締切】

2022年8月21日(日)23:59

※ご当選者にはDMでご連絡を致します。抽選時にフォローを外されている方は対象外となりますのでご了承ください。

 

■PROFILE■

FANTASTICS from EXILE TRIBE

EXILEの世界と佐藤大樹を中心に結成されたダンス&ボーカルユニット。2016年にパフォーマー集団として結成され、2017年に「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 5 ~夢を持った若者達へ~」で合格した八木勇征、中島颯太をボーカリストとして迎える。2018年12月にシングル『OVER DRIVE』でメジャーデビュー。

 

■INFOMATION■

『Escape』(発売中)

<LIVE盤>

・CD+DVD

・CD+Blu-ray

¥8,250(税込)

※初回生産分のみシリアルコード・スマプラフォト封入

 

<MUSIC VIDEO盤>

CD+DVD

¥2,400(税込)

※初回生産分のみシリアルコード・トレーディングカード(全8種中1種)封入

 

<CD ONLY盤>

CD only

¥1,200(税込)

※初回生産分のみシリアルコード・トレーディングカード(全8種中1種)封入

 

Photos Yukie Abe / Styling Haruki Okamura / Hair&Make-up Shinji Nakayama、Yuria Hattori@CONTINUE / Words Tetsuo Yamaguchi / Edit Kaori Watabe

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