2021.12.18

【my spiritual journey】VOL.4/トミーさん「人生は自分で切り拓ける。自分を愛して、信じて、ハッピーでいればそれでいい」

スピリチュアルジャーニーをしているGLITTERな人をPick-upしていく本連載。

GLITTERでは、スピリチュアルを日常生活に取り入れることも、ウェルネスの一つだと考えています。スピリチュアル=霊的なものと捉えがちですが、シンプルに「魂が喜ぶこと」をすることが、人生を好転させたり、より自分らしく生きることができたり、自分にとってウェルネスな状態へと導くのではないでしょうか。

第四回目の今回は、ファッションブランドやジュエリーブランド『RUKUS by yasuhiro tomita』の経営者兼デザイナーであり、占い師としても活動しているトミーさん。

ジュエリーやファッションブランドを経営しながら、なぜ占いを始めたのか。

その経緯や普段から意識していること、そしてトミーさんにとってスピリチュアルとは何かなど、様々なことを伺ってきました。

 

見えないものが見える力を、人助けのために使いたい

―トミーさんはジュエリーブランドを経営しながらタロット占いもされていますが、もともとスピリチュアルには興味があったんですか?

「10代のころから見えないものが見えたり、聞こえたりはしていました。一度見え始めてしまうとそれなりに大変なことはあります。金縛りにもよくあうし、生活に支障をきたすこともありますから。そこで苦しくて、能力をシャットダウンして閉ざしてしまう方も多いようですが、僕の場合はこれをうまく活用すれば人助けにもなるし、何かの役に立つのではないか、と考えました。2005年ごろから憑依体質の方やポルターガイストが起こる方に呼ばれては除霊をしていたのですが、2011年から3年間カナダに移住し、カナダでもそういった活動を続けていました。霊もちゃんと話せばわかるので、話し合って成仏してもらったり、どうしてもそこにいたい場合はこちらが『住まわせていただいている』という感覚で、お供物をしたりお神酒を置いたりすると、大抵は不思議な現象はおさまります」

 

―ポルターガイスト……。トミーさんは怖くなかったんですか?

「怖いとか辛いとかはなかったですね。誰もいないのに机が勝手に動いたりするわけですから、見えないほうが怖いですよね。それよりも目の前で苦しんでいたり、見えないものと闘っている人を見て、どうにかしてあげたいという気持ちが勝りました。躊躇している場合ではなかったというか。でも、当時は感覚を研ぎ澄ますためにも食事にとても気をつけていて、添加物や動物性のものはなるべくとらず、基本的にはマクロビオティックの食事が中心だったのですが、カナダから帰国してからそこまで気をつけなくなっていったんです。そうしたらわかりやすく勘が鈍ってきて、あまり見えなくなってきてしまったんです。でも見える見えないに固執しなくていいかなと思ってきて、何かいいツールがないかなと思っていたところに出会ったのがタロットなんです」

 

―タロットカードはどこかで習ったんですか?

「独学で学びました。いざやってみたらタロットはすごい力を持っていて。一緒に仕事をする相手が信頼できるかなど、直感でわからないことがあるとタロットで占います。タロットカードが判断しやすいように方向性を示してくれるので、とても助けになるツールです。

タロットに出会ってからは、セレクトショップなどでジュエリーを買ってくださった方に無料で占ったりしていました。その後はメディアで占い連載を持ったり、今はもうやっていないですが占いVtuberとして声優と占いをしたりもしました。現在はメッセージをいただければ、オンラインで占いをしたりもしています」

トミーさん自家製グラノーラ。なるべく自然に近い食事を心がけるだけで体も心も整う

 

トミーさんの占い依頼はコチラから

@tommy.tarot

 

見返りを期待をせずに、「徳を積む」ことが大切

占いはあくまで人を助けるため。自身がプロデュースしているブランドでも、売上の一部はミャンマーやルワンダの孤児院、東日本大震災の被災者支援など、様々な発展途上国や復興支援に寄付をしているというトミーさん。また、自身が筋ジストロフィー(※)という疾患を持っていることから、障害者支援も積極的に行なっている。学生時代から20代前半までは画家を目指して油絵を描いていたそうだが、当時から個展の売上の一部も、寄付金にあてていたという。

 

(※)筋ジストロフィー…身体の筋肉が壊れやすく、再生されにくいという症状を持つ病気。

 

−トミーさん、魂レベルがとても高いですよね。20代前半から寄付を続けているというのは、とても徳があるというか……。前世なんだったんでしょう。

「前世は自分でも見たり、人にも見てもらいましたが画家の時期もあれば、海賊だった時もあったようで、それなりに悪いこともしてたみたいです(笑)。でも僕が今やっていることは、『徳を積んでいる』だけなんです。徳を積むというのは人のために、社会のために“期待をせず”役に立つ、喜んでもらえることをするということ。これは僕たち人間の役目だと思っています。でもそれはできるときにすればよくて、自分が辛いときはまわりに助けてもらっていいと思っています」

 

―なるほど。持ちつ持たれつですね。

「みなさんも、なんでもない日に大切な人にお花をあげるとか、プレゼントをするとかしてみてください。必ず違った形で、ちゃんと自分に返ってきますよ」

 

―やってみます! その時点で何かに期待してしまってますが(笑)。寄付をしようと思ったきっかけはなんだったんですか?

「大学卒業後、一般の会社に属しながら絵を描く活動をしていました。僕はクリスチャンなので、当時のパートナーと教会のミサによく通っていたんです。その教会の神父さんが、ミャンマーの孤児院をまわって聖書について話す活動をされていました。その話を聞き、僕も何かできることはないかと、会社で余っていた文房具などの備品を持って、ミャンマーの孤児院を訪ねたんです。そこには藻がはっているようなお風呂だったり、決して衛生的ではないキッチンを使って暮らしている子どもたちがいました。でも、日本の子ども達よりはるかに笑顔がキラキラしていて、楽しそうに遊んでいたんです。その姿に心打たれ、現地で写真をたくさん撮らせてもらったんです。

帰国後、僕が見た情景を多くの人に伝えたいと思い、その時の写真と描いた絵の個展を開きたいと考えました。そこで新宿にあるオープンテラスのカフェを訪ね、企画書片手に『個展をやらせてほしい』と直談判でお願いしにいったんです。飛び込みでしたが店長さんも快く引き受けてくれて、写真をプロジェクターで流しながら、自分の絵を飾らせてもらいました。その時の売上の一部をミャンマーに寄付したことが最初です。この時、『自分ひとりで自分のためにだけ活動する』のではなく、僕自身が思う成功や幸せというのは、人に寄り添いながら何か物事を達成させる、ということだとわかったんです」

 

―とても素晴らしいですね。

「その後、絵で食べていくのはとても大変だと感じたため、2006年にジュエリーブランドを立ち上げました。冒頭で直感力を磨くために食生活を正そうと心に決めた時期があるとお話しましたが、それはジュエリー製作の先生に教えてもらったんです。やっぱり天然石などを扱うには、自分の波動を上げることも大切ですから。以前ほどではありませんが、動物性のものをとらない日を設けたり、添加物は避けたり、砂糖はてんさい糖にして精製されたものはとらないなど、今でもできる限り食事には気をつけています」

 

―クリスタルや天然石は、最近ファッションツールとしても持つ人が増えてきた気がしています。

「そうですね。天然石は自分のことを守ってくれるので、お守り代わりにそばにおいてあげるといいです。石ってしゃべるんですよ。でもそれが何を言っているかわからなくても、『何かメッセージを発しているな』と意識するだけで、石は共鳴してくれて、やる気を出してくれます。僕が天然石のジュエリーをつくっているのも、気づいたらその人の気持ちに寄り添って、身につけているだけで気持ちが晴れやかになってくれたなら、と思っているから。これはブランド立ち上げ当初からずっと変わりません」

 

―天然石は常に身につけていたほうがいいんですか?

「実は自分が疲れていたり、落ちているときは身につけないほうがいいんです。石も疲れちゃって、割れたりいなくなったりするんですよ。石を選ぶ時って、体調がいい時がほとんどなんです。その時の自分の波動を共鳴しているからこそ、自分が殺伐としている時は石も離れたくなっちゃうんですよね。もし割れてしまった場合は、土や海、川に還してあげるといいですよ。浄化するときは、ものにもよりますが30分ほど日光浴させてあげるといいです」

『RUKUS by Yasuhiro tomita』のジュエリー

 

―なるほど! トミーさん自身が普段ルーティンでしていることはありますか?

「朝は瞑想をして、祝詞(のりと)をあげています。祝詞をあげる時は、ジュエリーを購入してくれた方の幸せをお祈りしています。あとは新月もお祈りしています。僕の場合願い事を書いた紙をキャンドルの下に置き、3日間火を灯します。あ、もちろん家にいる時だけで大丈夫です! 火の元には気をつけてください。お金のことで願い事をする時は、1万円札も一緒に置くといいですよ。僕はゲイなのですが、以前新月にパートナーが欲しいと願ったら次の新月にパートナーができました(笑)。毎月繰り返していくと、願いが叶うスピードも早まってきます。段々と秒になってくるので試してみてください」

 

―メモメモ……(笑)。

「あとルーティンではないですが、今日の運勢を占うのにおすすめの方法があります。出かける時、一番最初に乗る電車や、最初に渡る信号に注目してみてください。すぐに電車に乗れたり、青信号で渡れたならいい日になる予兆です。でも逆なら悪いということではなく、もしかしたらスムーズに物事が進まないかも?と頭の隅に置いておくくらいでいいと思います。例えばプレゼンがあるなら提案が通らない可能性もあるかも、と思って改めて見直すとか、動揺しないように心の準備をしておくとか。何かしらの準備をしておくって悪いことではないので」

 

―とても勉強になります! 今後、トミーさんが目指していることはなんですか?

「僕は12星座とか宿命みたいなものがあるとするならば、それが背中を押してくれる存在になるならいいけれど、呪縛になってしまうならとらわれなくていいと思っていて。誰でも人生は自分で切り拓いていけるものだと思っています。なので、僕が製作しているジュエリーだったり、タロットを使うことで人を導くということはしていきたいですが、みなさん自身に選ぶ力を養ってもらいたいと思っています。そのサポートができたらうれしいです」

 

―最後に、トミーさんにとってスピリチュアルとは?

「自分を誰よりも愛してあげて、信じてあげること。スピリチュアルな自分になるために一番大切なことであり最初にするべきことかなと、思っています。そして、何をするにも何を選ぶにも、『そうすることで自分は幸せになれるのか』と自問自答していくこと。人によって何が幸せかは違うので、とにかく自分がハッピーならそれでいいんです。電車に乗りたくなければ電車に乗らない生活にしていけばいい。いつもそういうふうに考えて自分を大事にしてあげることが大切だと思っています」

 

 

【TOMMY’S FAVORITE SPIRITUAL ITEM】

水晶の原石

「瞑想するときに隣に置いたり、会話したり。一緒に寝たりもしています」

 

死海の塩

「お風呂やシャワーの時に、死海の塩をお湯で溶かして、頭のてっぺんから体全体にかけてマッサージ。ちょっとしみるけど(笑)、ネガティブな思考が秒で吹き飛びます」

 

パロサント(香木)

「室内を浄化するために瞑想や祝詞をあげる前などに使っています。特に気がこもりやすい角や足元などは入念に」

 

Editor’s Note

By Sonomi Takeo

インタビューではもっともっとたくさんのスピ体験を語ってくれたトミーさん。

トミーさんが体験した様々なことは、自分の糧になるとはいえど大変なこともたくさんあったと思います。なかなか簡単にはできないことだと、お話を伺いながら感じていました。

「自分が持った能力を活かして、人に、社会に、地球に役立つことする」。これはどんな形であれ、誰もが目指していることではないでしょうか。

何ができると、何が見えるではなく、トミーさんの生き方そのものがスピリチュアル。そんなふうに感じたインタビューでした。

 

Photo by Tommy 

Edit & Words Sonomi Takeo

 

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