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5組のアーティストとGLITTERモデルに会場熱狂!『GLITTER MUSIC FES』独占レポート

『GLITTER』と『DIAMOND FES』のコラボイベント第2弾『GLITTER MUSIC FES』が、2022年5月9日(月)に開催された。会場のKT Zepp Yokohamaには、ゴールデンウィーク明け初日(しかもこの日は雨!)にもかかわらず、多くの観客が足を運んだ。出演したのは5組のアーティストとGLITTERモデルたち。年代もジャンルも違う出演者が個性溢れるステージを披露し、イベントを熱く盛り上げた。また開催形式は有観客のみならず、前回同様に配信も行われ、会場の熱気は全国にも届けられることに。今回はそんな『GLITTER MUSIC FES』の様子をレポートします!

GLITTERモデルと「ランウェイ出演権オーディション」勝者によるランウェイも披露!

オープニングアクトの夏目龍一。歌声と映像が相まって、フェスらしいエモーショナルな空間に

オープニングアクトは3ピースバンド「アマアシ」の夏目龍一(vo./gt.)が務めた。アコースティックギター一本の弾き語りスタイルで、「風の栞」と「小さな手」の2曲を爽やかに歌い上げ、観客を一気に音楽フェスの空気に引き込んだ。オープニングが終わると、早速GLITTERモデルのランウェイへ。MinnによるDJパフォーマンスの中、ジョカベル美羽平瀬フィーナRENAKARIの4人がランウェイを歩き、見る者を魅了した。この日はライブ配信アプリ「LINE LIVE」で2週間にわたって開催されたオーディションイベント『LINE LIVE×GLITTER~GLITTER MUSIC FES~ランウェイ出演権オーディション』で1位に輝いたKouyAと2位の瀬戸好も出演。ランウェイの感想を聞かれたKouyAは「今この場に立てていることが夢のよう。応援してくれている人たちには本当に感謝しかない」と、会場や配信を見ているファンに手を振った。瀬戸も「私ひとりではここに立てなかった。家族やリスナーのみなさんからもたくさんの愛をいただきました。本当にありがとうございます!」と目に涙を浮かべながら感謝の思いを伝えた。

第一弾に引き続き、クールでアガるDJパフォーマンスを繰り広げたMinn

GLITTERモデルとオーディション勝者が見せる、オーラに満ちたランウェイは圧巻!

 

有観客ライブができる喜びを噛み締めながら、会場が一体となって楽しんだイベントに

一組目のMAY’S。歌唱中はひとりひとりのファンと目を合わせるように手を振った

ランウェイが終わると、ここからはアーティストのパフォーマンスタイム。トップバッターは、片桐舞子(vo.)と河井純一(track making)による男女2人組音楽ユニットのMAY‘Sだ。片桐は1曲目の「ONE LOVE〜100万回のKISSでアイシテル〜」から、早速オーディエンスを煽り盛り上げていく。「まだまだ声を出すことはできないけど、クラップなどで参加してくれたら嬉しいです!」という挨拶に応えるように、「I Wish」では会場中がクラップを響かせた。MCでは有観客ライブができることへの喜びを話し、次いでコロナ禍に人と会えないことを思って作った曲「#未来の話をしよう」を歌唱。片桐の感極まる様子に、涙を拭うファンの姿も。他にも「I LOVE YOUが言えなくて」「永遠」などのヒットソングを披露した。今年で結成20周年を迎えるMAY’S。「これからもたくさん曲を作ってみなさんに届けていけたら」と、最後はデビューシングル「My Everything」で締めた。

MCの面白さと、目頭が熱くなるハートウォーミングな楽曲が絶妙なギャップのはなわ

続くはなわは「横浜を佐賀県に変えてやります!」と気合満々に、出身県を歌った「佐賀県」からスタート。そして2曲目には、ヒロミに提供した楽曲「八王子のうた」をセルフカバーかつフルで初披露と、はなわお得意のご当地ソングで攻めていく。そしてはなわといえば、なんと言っても笑いたっぷりのトーク。合間の短いトークでさえ、一瞬で会場をはなわワールドへと引き付けていた。後半に差し掛かると、家族も出演している自身のYoutubeチャンネル「はなわチャンネル」のエピソードで観客の笑いを誘い、そのまま奥さんの天然エピソードを盛り込んだ「ママには内緒」と、お義父さんに向けて歌った「お義父さん」に繋げていく。はなわの中ではレアな曲を集めたというこの日のセットリスト。ユーモアもありながらじんわりと胸が温かくなるような曲たちを、ベースをかき鳴らし熱く歌い上げた。

でんぱ組.incらしさ満点のパワフルなステージでZepp Yokohamaを熱狂の渦へ!

そしてこの日一番の盛り上がりを見せてくれたのがでんぱ組.inc。「今日は激アツなセットリストを用意しました。配信を見ている方も、最後まで楽しんでいきましょう!」という藤咲彩音の挨拶から、「でんぱれーどJAPAN」「ちゅるりちゅるりら」のキラキラと輝くエネルギッシュなパフォーマンスで、会場のボルテージをトップスピードで上げていく。続けて「ドキ+ワク=パレード!」「初体験」「くちづけキボンヌ」といった、先の2曲に比べてかわいらしさを前面に出した、ポップでキュートな楽曲も披露。MCでは1stアルバムのリリースから10周年を迎えたことにも触れ、相沢梨紗は「この先もでんぱ組.incの音楽でみんなと笑顔になれたら。これからもよろしくお願いします!」と今後の意気込みを語った。終盤はこれからの季節にぴったりな楽曲「おつかれサマー!」「プレシャスサマー!」でタオルを全力で回し、会場はさらにヒートアップ。ラストの「でんでんぱっしょん」ではオーディエンスも一体となって踊り、盛り上がりは最高潮!

新羅は、会場の地・横浜でミュージシャンを目指していた頃に作ったオリジナル曲も披露

そのバトンを受け取り、新羅慎二(「湘南乃風」若旦那)がこの日のトリを飾った。「でんぱ組.incの盛り上がり、すごかったね!」と会場のあまりの熱気に驚いた様子だったが、アコースティックギターを鳴らせば、一瞬でアットホームな雰囲気に。1曲目の「純恋歌」中に自然とクラップが起これば、「その手拍子嬉しいですね。みんながドラムだね」と笑顔を浮かべる。雑談のようにゆったりとしたトークを交えながら、「応援歌」などの湘南乃風の楽曲をパフォーマンスした。他にも、高田渡「あきらめ節」のカバーや、同曲の歌詞を新羅なりにアレンジしたバージョンも歌唱。最後はボブ・マーリーの「Three Little Birds」を歌い上げ、アコースティックならではの穏やかさとともに、新羅の情熱が余すことなく伝わるステージに。「素敵な時間でした。アーティストたちやスタッフ、来てくれたお客さんのすべてに大きな拍手を。また会いましょう!」と、約3時間のイベントを締めくくった。

まだまだ制限がある中での開催だったが、そんなことを感じさせないほどに、演者と観客が一体となって熱く盛り上がった夜だったのではないだろうか。次回以降もさらにパワーアップしたコラボイベントをお届けする予定なので、ぜひ今後の開催情報もチェックしてほしい!

 

Photos Kayo Takashima / Text&Edit Madoka Uchiyama

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