【The talk of GLITTER】BiSH interview「これまでのBiSHがあるからこそできる挑戦。覚悟を決めて “どう変化していくか”っていうフェーズに飛び込んだ」
GLITTERが“今、注目したい旬の人”をクローズアップ。今回は2023年をもって解散することを発表し、その日まで目が離せない、BiSHをご紹介! “楽器を持たないパンクバンド”として、既存のカテゴリーを壊し続けてきた彼女たち。2023年をもって解散することを発表し、12ヶ月連続リリース中だ。その第8弾シングルの表題曲「サヨナラサラバ」は作詞をWANIMAのKENTA、作曲をONE OK ROCKのTaka、MEG(MEGMETAL)が手がけ、ど迫力のロックサウンドに乗せて、“逃げずに突き進もう”という意志が歌われる楽曲。ここにきてさらに大きな挑戦をする6人に新曲について話を訊いた。
これまでのBiSHがあるからこそできる挑戦。覚悟を決めて「どう変化していくか」っていうフェーズに飛び込んだ(セントチヒロ・チッチ)
──新しいシングルの『サヨナラサラバ』ではどんな挑戦をしたと思いますか?
セントチヒロ・チッチ「TakaさんとKENTAさんが作ってくれた曲で、未知の世界に飛び込む気持ちで挑まさせていただきました。これまでのBiSHがあるからこそできる挑戦だし、覚悟を決めて“どう変化していくか”っていうフェーズに飛び込んだと思いました」
モモコグミカンパニー「もともとワンオクさんの曲が好きで聞いていたので、Takaさんが携わってくれるのはすごく嬉しかったし、歌詞も含めてめちゃくちゃかっこいい曲を提供していただけた。解散を引っ提げた今のBiSHを外部から見た視点で楽しんでいただける楽曲だと思います」
セントチヒロ・チッチ「MVの監督がこれまで何度も携わってくれた山田健人さんで、BiSHの覚悟も全部わかった上で作ってくれたと思いました。初めて仮面をつけたんですが、PERIMETRONの(森)洸大君がひとりひとりに作ってくれて。この曲のためにたくさんの人が命を注いでくれている感じがしました」
ハシヤスメ・アツコ「珍しくMVだけの振りがあって、それもスケジュールがないなかでアイナ(ジ・エンド)が考えてくれて。いいものを作るために、初めてのことをいろいろとやらせてもらった作品だと思います」
リンリン「2番でメロディーが変わる展開がこれまでのBiSHにはあまりなかったこともあってすごく好きですね。むしゃくしゃした時に聞きたい曲だなって思いました」
アユニ・D「もがき苦しんでいる自分を肯定しつつ、突き進んでいる姿を描いた歌詞がBiSHと通ずるところがあってグッときました。『TOMORROW』のMVで楽器を持って演奏する時に、マイク1本でボーカルを担当するパートがあって。その撮影の時にTakaさんのライブ映像を見て研究して挑んだんです。そんなTakaさんと一緒に音楽を作り上げることができたのが自分にとってすごく光になりました。そして、アイナちゃんの振付は、ひとりひとりがギラつけて女王様になる瞬間がたくさんあるので、かっこよくなった気分になります」
アイナ・ジ・エンド「強い心を持った強い女性をテーマに振りを付けました。床にいるチッチの肩にアユニとモモカンが乗って、チッチがそれを跳ねのけてお互いの強さがぶつかり合って。でも実はあっちゃんが一番強くて、最後にモモカンとリンリンに抑えられながらはける。裏テーマに“強いもの同士のぶつかり合い”があったので女王様っぽいんですよね。実は全部の動きに裏テーマがあるので振り落としにすごく時間をかけちゃって。Takaさん、山田健人さんをはじめ、みなさんの熱量がすごかったんです。それに応えるためには今までの自分のレベルでは到底無理だったし、みんなにも“もっとこうしたい”って無理を言ってどんどん振りを変えていきました」
発売中の『GLITTER vol.5』(2022年8月30日発売)では、本誌テーマの『Glittering Sters!』に基づき、BiSHが輝き続ける秘訣や解散についても触れた、貴重なインタビューが掲載されています。誌面でしか見られない、エモーショナルな撮り下ろしカットもお見逃しなく!
■PRESENT■
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2022年10月2日(日)23:59
※ご当選者にはDMでご連絡を致します。抽選時にフォローを外されている方は対象外となりますのでご了承ください。
■PROFILE■
セントチヒロ・チッチ、アイナ・ジ・エンド、モモコグミカンパニー、ハシヤスメ・アツコ、リンリン、アユニ・D からなる“楽器を持たないパンクバンド” 。2015年3月に結成。5月にインディーズデビュー。2016年5月avex traxよりメジャーデビュー。以降、『オーケストラ』『プロミスザスター』『My landscape』『stereo future』などのリリースを重ね、横浜アリーナや幕張メッセ展示場などでワンマンを開催し、ロックフェスにも多数出演。
■INFOMATION■
12ヶ月連続リリース第8弾「サヨナラサラバ」発売中!
Photos Takaki Kusumoto@will creative / Words Kaori Komatsu / Edit Kaori Watabe