7ORDER interview 新たな扉を開いた4th SINGLE『Growing up / 爛漫』。制作秘話から輝く秘訣まで語る!
『Happyをみんなで作りあげていく』をモットーに、音楽、演劇、アート、ファッションなど、幅広い分野でメンバー各々が大活躍している7ORDER。TVアニメ『農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。』オープニングテーマ、安井謙太郎出演の映画『死神遣いの事件帖-月花奇譚-』主題歌が収録された両A面シングル『Growing up/爛漫』も彼らの魅力が満載だ。充実した活動を重ねている7人に最新作に込めた想い、媒体名『GLITTER』に掛けて、輝く秘訣についても聞いた。
今回のシングルは予定調和じゃない。両A面で両極端のものになっていて、MVも全然テイストが違う(萩谷)
――『Growing up』は、TVアニメ『農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。』のオープニングテーマですね。
阿部「1回聴いたら歌えるくらい、キャッチーな曲だと思います。頭サビで始まる曲は7ORDERとしては初めての挑戦なので、そういう新鮮さもありますし。朝一で聴いたら、すぐに目が覚めると思うので、目覚まし時計の代わりに聴いていただくのもありかもしれないです(笑)」
長妻「この曲はとにかく歌詞がいいです。勇気を与えてくれる言葉がたくさんあって。僕が歌っている2Aの《見えもしない 不安抱えて 怯えるだけじゃ 何も変わらない》とかすごくいいなぁと。歌っていて気持ちいいです」
森田「子供の頃に大好きで、今でもよく覚えているアニソンってたくさんありますよね。この曲もみなさんにとって、そういう1曲になれたら嬉しいです。僕、アニソンはカラオケで必ず歌います。『スラムダンク』や『ポケットモンスター』なんて、名曲ばかりですし、あと『デジモンアドベンチャー』の『Butter-Fly』とか」
諸星「この曲もカラオケで最初に歌いたくなる感じですよね。女性でも歌いやすいと思います」
――ブラスセクションは、スタジオミュージシャンのみなさんと一緒にレコーディングしたんですよね?
諸星「はい。緊張で縮み上がりました(笑)。」
萩谷「《知らなかったホントの自分に きっと出会える》っていう感じだった?」
諸星「うん。楽譜をきちんと見て吹く重要性を学びましたから。この曲のレコーディングを機に楽譜をしっかり読みながら演奏するのにハマっています」
萩谷「Growing upした?」
諸星「うん。まさしくGrowing upです!」
萩谷「僕、『農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。』のアニメの初回が放送された時にSNSの反応も見ていて、“作品の世界観や映像の疾走感にすごく合ってる”って言ってもらえていたのが嬉しかったです」
安井「今までの7ORDERが意外と歌っていなかった感じの曲でもあります。デモを聴いた時から“いいなぁ”って思っていました。7人それぞれの歌のパートが分かれていて、幅広い色をお見せできるものになっていると思います」
真田「“ギターソロを自分で考えてやってみないか?”という提案をもらって、急遽作ってみることになったのは、僕にとってすごく新鮮な体験でした。こういう曲にはやっぱり、往年のロックみたいなギターソロが合うと思って考えたんですけど、それが嵌って良かったです。ギターソロを録る時、モロ(諸星)がまるでライブ中みたいな感じで僕の名前を呼んで紹介してくれたんですよ。でも、その場には男が3人しかいなくて、“何やってんだろうね?”って思いながら弾きました(笑)。それも良い思い出です」
――安井さんが出演する映画『死神遣いの事件帖-月花奇譚-』の主題歌『爛漫』は、Tempalayの藤本夏樹さんの作曲ですが、安井さんの中高時代のお友達ですよね?
安井「はい。“主題歌を7ORDERで担当させていただけるかもしれない”というお話になった時、“こういう感じの楽曲がいいのかな?”ってさなぴー(真田)に相談したら、“そういうのはいっぱいあるから、違う角度から攻めてみない? 藤本さんにお願いしてみたら?”って提案してくれたんです。Tempalayの楽曲には和の楽器を取り入れているものがあったので、“そういう楽曲をリファレンスにしてみるのはどうかな?”と。その後、藤本とご飯に行って、“お願いすることはできる?”って言ったら、“全然いいよ!”って即答してくれて。次の日にはデモを送ってくれました」
――どんどん熱を帯びていくアウトロも素晴らしいですね。
安井「あの感じ、“藤本だな”っていう感じがします(笑)。彼はぱっと見は柔らかい印象ですけど、実は尖った部分をすごく持っていて、カオスな感じのものがめちゃくちゃ好きなんです。リズム隊のパートが難しかったり、メンバーにいろいろ無理なお願いもしたけど、みんな全力で応えてくれました。“すごく応えてくれてありがたかった。良いメンバーだね”って藤本が言ってくれて、それが僕は本当に嬉しかったです」
――真田さんは、どのようなことを思って藤本さんに楽曲提供していただこうと考えたんですか?
真田「安井の出演する映画の主題歌ですし、“中高の同級生というご縁で作っていただく曲があってもいいんじゃないの?”って思ったんです。和を感じるこういうヨナ抜音階、僕もすごく好きなので。お琴のレコーディングに立ち会った時も、“日本人で良かったなあ”って思いました」
阿部「藤本くんに“もうちょっとこうできる?”って言っていただいたことに、150%で応えるくらいの気持ちでレコーディングしました。『爛漫』はライブで披露するのも楽しみです。和のテイストを持っている楽曲ですから、いつか神社とかで歌えたらいいですよね」
長妻「キーボードの音色とかも考えて、全編を通して自分で考えたフレーズとかを入れさせていただいています。最初のレコーディングは舞台期間中で、深夜までかかってしまったのに、あまり上手くいかなくて。でも、もう一度挑戦する機会をいただいて、その時は気持ちよく弾くことができました。そういう点でも成長を感じることができたレコーディングでした」
森田「藤本くんはドラマーなので、リズムパターンの引き出しもすごく多いんです。僕が今までに取り入れたことがない音楽のジャンルだったり、リズムパターンだったりをレコーディングの現場で生み出していくのは難しかったですけど、良い刺激になりました」
諸星「みんなも言ってくれたように、『爛漫』は今までの7ORDERにはなかったタイプの曲調です。あんまり使っていなかったコードもたくさんあって、サックスでアプローチするのが楽しかったです。バンドや歌の質感をじっくり構築していったコーディングだったと思うので、そういった繊細なニュアンスも感じながら聴いていただきたいです」
萩谷「今回のシングルは『Growing up』も含めて予定調和ではないんです。両A面の中で両極端のテイストのものになっていて、MVも全然テイストが違いますから。『爛漫』は映像にも繊細なニュアンスが反映されていて、そういう点でもみなさんに新鮮さを楽しんでいただけると思います」
みんなで演奏して歌っている時が輝く瞬間。みんなでひとつのものを作り上げるのはやっぱり素敵だから(阿部)
――7ORDERの7人の輝きが詰まった両A面シングルになりましたね。みなさんが『輝く秘訣』は何ですか?
萩谷「前向きでいることですね。好きなことをやっている時に輝けるのは、気持ちが前向きだから。なかなかいつもそういられるわけではないですけど、できる限り前向きでいられる自分をキープできるかどうかが大切なんだと思います」
真田「心に正直であることじゃないかと。無理すると心が澱んでいきますから。あとは、萩ちゃんが“好きなことをやってる時は輝いてる”って言っていたんですけど、本当にその通り。好きなことに夢中になれる瞬間があれば人間は輝けるんだと思います」
安井「笑うのも、輝くために大切ですね。笑っていると、それに自分自身が引っ張られることがあるなあって感じています。どんな時も笑顔でいれば自然と楽しくなるんです」
諸星「ほどよく遊ぶことも大切なのかも。遊んでいないとピュアな自分に戻れないですし、ピュアな自分に戻っている時に貯めたエネルギーを僕は仕事とかに使いたいと思っています。だから僕はお酒を飲みに行くようにしていて。そうやってピュアな自分に戻って貯め込むことができたエネルギーは顔に表れます。むくみとして(笑)」
真田「むくみ貯金?」
諸星「その通り!」
萩谷「いつもほどよくないよね?」
諸星「ほどよくない(笑)。でも、むくみとして現れたエネルギーはライブで使うことができて、2公演目くらいに顔がシュッ!とするんです」
森田「ほんとかよ(笑)? でも、お酒が輝く秘訣だというのは同感です」
安井「お酒好きブラザーズ(笑)」
森田「お酒を飲むと肌に脂がのってくるんですね。つまり顔がテカってくるわけです。そういう時の僕は一番輝いているので、やっぱり輝く秘訣はお酒です!」
諸星「つまり、顔がテカる=輝き?」
森田「うん。そうなんです。ファビュラスになります!」
――(笑)。長妻さん、軌道修正してください。
長妻「輝く秘訣ですよね? 暗闇を飛び越えて、手を伸ばしていくことだと思います。そして新しい扉を叩くんです。歓喜の雨に打たれながら」
――どこかで聴いたことがある気がするのですが……。
長妻「あっ! 『Growing up』の歌詞になっちゃった。《命は巡り 芽を出すだろう》って(笑)。まあとにかく、輝くにはいっぱい寝ること。どれだけ寝るかが輝く人生のカギなのかなと。ちゃんと寝るとメンタルも回復しますから。だから“もう駄目だ”っていう時は、とにかく寝まくる。そうすれば肌がツルツルになっていると思います」
諸星「肌がツルツルになる秘訣になってないか?」
安井「いつの間にか肌が輝く秘訣の話になってる(笑)」
――(笑)最後に阿部さんの輝く秘訣を教えてください。
阿部「僕、子供ってものすごく輝いていると思うんです。少年時代を思い返してみると、ネガティブな気持ちにあんまりなったことがないですから。子どもの頃みたいに好きなことにどれだけ没頭できるかが、輝く秘訣なのかも。昨日、企画で子どもたちとバスケをしたんですけど、みんなすごく楽しそうでした。そういう瞬間を増やすことを僕も心がけていて、みんなで演奏して歌っている時もそういう瞬間です。みんなでひとつのものを作り上げるって、やっぱり素敵なんです」
■PRESENT■
7ORDER全員の直筆サイン入りポスターを1名様にプレゼントいたします!
【応募方法】
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以上で応募完了!
【応募締切】
2022年12月25日(日)23:59
※ご当選者様にはDMでご連絡を致します。抽選時にフォローを外されている方は対象外となりますのでご了承ください。
■PROFILE■
安井謙太郎、真田佑馬、諸星翔希、森田美勇人、萩谷慧悟、阿部顕嵐、長妻怜央の7人により2019年5月に始動。デビュー日の日本武道館2daysを皮切りに1stワンマンツアー「WE ARE ONE」全8公演を開催。2022年2月2日、メジャー2ndアルバム『Re:ally?』、LIVE DVD/Blu-ray『7ORDER 武者修行TOUR 〜NICE ”TWO”MEET YOU〜』を発売。8万5000人を動員した7ORDER LIVE TOUR 2021-2022「Date with…….」で全国ツアーを成功させた。
■INFORMATION■
4th SINGLE『Growing up / 爛漫』発売中!
<初回限定盤A>CD+DVD ¥2,530
<初回限定盤B>CD+DVD ¥2,530
<初回限定盤C>CD+DVD+PHOTOBOOK ¥3,300
<通常盤>CD Only ¥1,430
[CD]
1.Growing up(TVアニメ『農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。』オープニングテーマ)
2.爛漫(映画『死神遣いの事件帖-月花奇譚-』主題歌)
3.Growing up -Gakuya-
[DVD]
初回限定盤A:Growing up Music Video / Growing up MV Making Video
初回限定盤B:爛漫 Music Video / 爛漫 MV Making Video
初回限定盤C:Growing up & 爛漫 メンバー撮影 Special Making Video
2023年春 ホール&アリーナツアー決定!
[ホールツアー]
4月9日(日)仙台サンプラザホール
4月14日(金)広島上野学園ホール
4月15日(土)神戸国際会館 こくさいホール
4月17・18日(月・火)福岡市民会館
[アリーナツア]
4月22・23日(土・日)日本ガイシホール
5月6・7日(土・日)幕張メッセ 国際展示場 4~6ホール
5月11・12日(木・金)大阪城ホール
2022年11月3日(木・祝)「7ORDER LIVE FACTORY ~脱色と着色~」@東京ガーデンシアターのLIVEレポートはこちら!
Photos Ken Ogawa / Words Tanaka Dai / Edit Kaori Watabe