GLITTER PASSPORT 【グリッターな海外都市トラベルインフォ/サンフランシスコ編】
GLITTER PASSPORT
海外在住エディターが発信する、グリッターな海外都市トラベルインフォ連載「GLITTER PASSPORT」がスタート。今度、次回、はたまた未来に訪れたいアドレスをピックアップします。
Page 1:サンフランシスコ(USA)
記念すべき第1回のグリッターパスポートで登場するのは、シリコンバレーを擁することで知られるカリフォルニア州を代表する大都市、サンフランシスコ(以下SF)。チームラボが7月にこけら落とし展示を開始すると聞き、アメリカのトラベルレギュレーションが変わって国内移動がしやすくなったので、グリッターが行ってきました。パンデミック後にも、ニューノーマルな体制のなか、トラベラーたちを温かく迎えてくれる「SFへ行ったら、ここをぜひ」をご紹介!
アートならここ! SFで行くべき美術館3
Asian Art Museum – サンフランシスコ・アジア美術館
米西海岸のみならず、世界でも最大級のアジア芸術コレクションを誇る美術館。2017年より一部の改装を開始して、ヤフー創設者のジェリー・ヤンとアキコ・ヤマザキ夫妻が開いたパビリオンが、21年夏にオープン! その記念すべきオープニングアクトに選ばれたのは、いまやアジアを代表するアート集団となった日本のチームラボ。2022年冬まで「Continuity」をテーマに、上海やお台場ともリンクした、連続性を表現するボーダーレスな展示を行う。
San Francisco Modern Museum of Art – サンフランシスコ近代美術館
20世紀のアート作品のみを扱う西海岸初の美術館として、その歴史をスタート。現在は、21世紀を含むが、近現代のアーティストに特化する。総面積は米国内最大規模で、アンディ・ウォーホールやフリーダ・カルロなど、33000点のアートが所蔵されている。なかでも、必見なのはカフェに隣接したガーデンで、彫刻などのアートが。午後になればカリフォルニアらしく広がる晴天の下で、芸術とSFの都市空間を愛でてみては。
de Young Museum – デ・ヤング美術館
ゴールデン・ゲート・パーク内に位置する美術館。アメリカやアフリカなど場所も年代も幅広く取り扱うが、注目はテキスタイル。タペストリーや民族衣装など12000点を超えるその所蔵は、アメリカ国内最大級。SF最大の観光名所、ゴールデン・ゲート・ブリッジの外観も楽しめるので、スケジュール上、橋まで行く時間がない人は、直接行かずともここから橋の全体像とアートの両方のいいところ取りするのがスマートかも!
一杯ひっかけるならここ! SFで行くべきバー3
The View Lounge @San Francisco Marriot Marquis
マリオット・マーキーホテルの39階にあるバー。アールデコ調のインテリアから、SF市内や湾などが一望できるビューは必見だが、ツワーリストたちが押し掛けるため、落ち着いて眺めも楽しめる席を確保するには、バーがオープンする早めの時間=夕方に行くのがマスト!
Press Club
フォーシーズンズホテルに隣接するワインバー。洗練されて、落ち着いたウッドのインテリアに囲まれてのソーシャライズは最高。ワインのセレクションは、SF随一を誇り、ヨーロッパのワインも豊富だが、日本から行く場合は、ぜひローカル(カリフォルニア)のワインを。
Proper Hotel San Francisco
西海岸で展開するブティックホテルで、なかでもルーフトップバーは、ロマンティックな仕様。シティと自然の両方が楽しめるSFらしいライフスタイルを感じることができる。パンデミック以降、ルーフトップは、営業日時が不定だが、そんなときは1階のラウンジへ。
GENERAL INFO:
最寄り空港:サンフランシスコ国際空港
空港から都心まで:Uberなどの車で30~40分(50~60ドルほど)
環境:午前中は霧が出ることが多いので、景色を楽しみたい場合は、午後の予定にする方がベター。早朝と日が落ちる夜はかなり冷え込むことがあるので、寒さ対策は絶対。調整のきくアウターをラゲッジに。都心部の散策は、電車移動と徒歩も可能だが、急な坂が多い街なので、Uberなどのカーサービスを賢く利用して。
Edit & Words Megumi Yagihashi
*新型コロナウィルスワクチンの接種有無を問わず、アメリカ国内外のどんな旅行や移動も、アメリカ政府や州の指導の下、制限やルールは、随時変わっています。また、美術館やレストラン・バーの営業日時なども、ご自身の旅の際には必ず各自ご確認ください。