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海外在住エディター八木橋の「時には起こるよ、ムーブメント!」Vol.4/あのセレブが始めたヘアケア・ブランドで、エロいヘアが手に入ったの!

普段はLAに拠点を置き、ときにはウェルネス(要は幸せなライフスタイル)を追い求めて海外の都市へ行っちゃう、ノマドなエディター八木橋が、世界で起きるウェルネスにまつわるムーブメントを紹介する連載。今回は、頭皮ケアを始めたら、セレブの始めたヘアケア・ブランドに行き着いて、センシュアルでエロいヘアが手に入り、顔のたるみにも効いて、一石で三鳥ぐらいあったエピソードをお届け。

「やだ、私ってこんなお疲れ顔だったかしら?」

世界でコロナが大流行。幸運なことに一度も罹らず、そのトレンドには乗らずに済んだのだが(2022年春現在)、その陰で密かに流行した2つのトレンドには、しっかり乗ってしまった。体重増加と、マスクのせいで活動中止を発表した顔の下半身のたるみ、である。体重増加については、世間が少しずつ戻ると同時に平常へ近づき、なんとかなったのだが、昨年末のある夜、鏡の前で1日中つけていたマスクをとってみて、愕然とした。目の下にくま。くまに沿って黒くくすんでいる。ほうれい線がくっきりで、線に沿ってのくすみも気になる。この顔、何かに似てるけど……ある夜、筆者はボクサー犬になっていたのだ。カフカの『変身』の恐ろしさが、まさかわが身を襲うとは。

早速いろいろ調べたところ、顔のたるみへの根本的な解決アプローチとして、筆者の心をひきつけたのは、ヘアケア。それも、スカルプ(頭皮)ケアだ。二重あご、ほうれい線、たるみ、くすみへの対策やケア商品などはさまざま見つかったのだが、どれも一度にやるのは経済的でないだけでなく効率も悪い。そして、思い出したのだ。顔の皮膚は、頭皮と地続きであることに。(ずいぶん昔、美容研究家さんがおっしゃっていた。どなたかは失念しました。がいまや常識ですよねん)

「そうだ、まずは頭皮という畑を耕そう」

ちょうど、ヘッドスパでも行きたいなー、と思っていたところだったので、近所のサンタモニカのヘッドスパを予約。そこできちんと、まずはプロにケアしてもらい、ぴかぴかな頭皮を手に入れた。デイリーのお手入れについても、ちゃんと指南してもらった。住む土地で必ずプロにみてもらって、髪の毛を洗う頻度を知るようにしているのだが、今の頭皮の状態では、これまでの2日に1回の洗髪でも多いことが判明。3日に1回でよいとのことだった。

「スタメンに決定です」

そして、お家で、定期的にスカルプケアをできるようにリサーチしていたら、出会ったのが、「TPH by Taraji」。米FOXドラマシリーズ『Empire成功の代償』や映画『ドリーム』で活躍する、大好きな俳優のタラジがたくさん出てくるから、アンバサダーなのかしら?と思いきや、なんと彼女が始めたブランドだった! そして、「女優の仕事をしながらも、ここまでの美肌をキープできているのは、ずっとやってきたスカルプケアのおかげなの」と、筆者の心を射抜くどんぴしゃりな台詞まで残しているではないか!! タラジ様、あなたに付いてゆきます。香りや使い心地もよいので、秒でお気に入りブランドに決定。

あれから数カ月。3日に1回の洗髪と丁寧なスカルプケアで、顔のたるみ改善もさることながら、まず気が付いたのは、頭皮はふわふわ、髪もコシがありながらボリューミーに。なのに、まとまりのよいセンシュアルなヘアになっていたこと! それと、耳の付近によく見られたグレイヘアが見当たらない!! 前は、ブラッシング中やヘアをアップするときに探していなくても目についたのに、今はホジホジしても見つからないのだ。顔のラインも前よりすっきりしている(…と思う。あきらかにすっきりしたのだが、これは首やリンパマッサージとの合わせ技のおかげかと思う)。やはり、土台となる土地が肥えていると、良い野菜が育つように、頭皮がヘルシーだと、髪の毛もふんわり柔らか。ドライヤーをかけるのが楽しみになるぐらい! いくらヘアオイルを染みこませても、つるつるにならなかったのに、視点を変えるだけで、こんなにも改善されるとはー! やはり根本的で本質的なアプローチが一番、効くのよね。なんか、エイジフル(その年齢を堪能するスタイル)なヘアが手に入って、そこはかとなくエロいし、ご機嫌でいられる。

「ブラピもこのヘアにやられたのかしら」

タラジパワーに魅了され、ヘアケアにすっかりハマった筆者は、他にもセレブが始めたヘアケア・ブランドってないのかしら?と考えていたら、ニュースフィードに上がってきたのは、ジェニファー・アニストンがブランドを始めたという、これまたどんぴしゃりトピックではないか! 「レイチェルヘア」を世界的に流行らせた彼女だし、50代になった今日まで、ヘアケアにはずっとこだわっていたとのこと。早速、購入いたしました。洗髪しないといっても、それは、シャンプーやコンディショナーを使わないという意味で、汚れたりときや、プールやビーチで過ごした日には、お湯だけで髪の汚れを流す、という意味では髪を洗うのだが、そんなノーシャン・デーには、きもーち、髪がぎしぎしするのが気になっていたので、こういった洗い流さないモイスチャーライザー兼プロテクターになるものを探していたから、これも、即戦力を持つ、デキる子決定。

もう1つ気が付いたうれしい発見は、正直、これまでの“セレブ・プロデュース”って、やっぱりセレブの名前を冠しているから、お値段が張るし、セレブがやってるってことだけで品質は二の次になりがちな印象だったんだけど、タラジさまもジェニファーさまのブランドも、すっごくリーズナブル。(使っているタラジのは1100円ぐらい。ジェニファーさまのは、3000円ぐらい)いくらクオリティがよくても、イチ消費者としては値段が高いと続けられないから、サステナブルじゃない、というのが筆者の考え。そのあたりの戦略が巧いのも、いまの世間の気持ちを捉えている感じがよくて、ますます推せる。ウェルネスなライフへの近道は、これまでの“マイルール”や常識をフットワーク軽く、超えたところにあるのでないのかしらん!

 

 


エディター八木橋

PROFILE

ニューヨークにある大学への留学を経て、帰国。出版社に入社後、インターナショナル誌の編集に携わる。2014年に、再度渡米。以降、NYやLAをベースにエディターやコーディネーターとして活動する。ウェルネスに関する座右の銘は、「エイジフルはエロい」。#BIPOC

Illustration Hikalu Jane

 

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